今年の秋はいつになく暖かい天候が続き、アパレル業界では重衣料の苦戦が目立った。そんな中でも健闘したのが三陽商会のコート専業ブランド「サンヨーコート」、とりわけ高価格帯の商品だ。「100年コート」のハイグレードモデルや、雨でも使えるウールコート「レインウール」などがけん引し、9~11月の売上高は前年比36%のプラス。11月単月では64%増を記録した。いずれも着・・・
今年の秋はいつになく暖かい天候が続き、アパレル業界では重衣料の苦戦が目立った。そんな中でも健闘したのが三陽商会のコート専業ブランド「サンヨーコート」、とりわけ高価格帯の商品だ。「100年コート」のハイグレードモデルや、雨でも使えるウールコート「レインウール」などがけん引し、9~11月の売上高は前年比36%のプラス。11月単月では64%増を記録した。いずれも着・・・
三陽商会の「ポール・スチュアート」レディースは来春夏、ジャケットスタイリングを充実させる。ビジネスからオケージョン、カジュアルまで対応できるよう、デザイン・素材・価格に幅を持たせ、シーズンを通じて提案する。同ブランドは元々、エグゼクティブキャリアをターゲットとしたジャケットスタイリングを強みとしていた。コロナ禍が明け日常が戻り、オフィスやオケージョン向けウエ・・・
三陽商会が、複合型コンセプトストア「サンヨー・スタイルストア」の出店を広げている。今年3月に1号店を大和富山店に開き、10月18日オープンの西宮阪急で5店舗目となる。主に「アマカ」「エヴェックス バイ クリツィア」「トゥー ビー シック」「トランスワーク」の4ブランドを扱うが、取り寄せ試着サービスを通じて他ブランドも試着でき、再生素材を資材に採用するなどサス・・・
三陽商会の2024年2月期第2四半期(3~8月)の連結業績は、純損益が7億4400万円の黒字だった。前期実績を99億円、計画値を54億円上回った。売上高、営業利益、経常利益も前期実績、計画値を超えている。人流の回復やインバウンド需要の拡大、プロパー販売の強化などが寄与した。これを踏まえて通期業績予想を修正し、売上高は前期比6%増の615億円、純利益は同3割増・・・
【組織改正】 マーケティング&デジタル戦略本部の直下に「デジタルマーケティング推進室」を新設する。これに伴い、マーケティング&コミュニケーション部傘下のCRM推進課を「SMS推進課」に改称する。 ブラックレーベル・クレストブリッジビジネス部、ブルーレーベル・クレストブリッジビジネス部のEC運営業務をマーケティング&デジタル・・・
今年3月に誕生した、松屋銀座店の男女複合型アパレル売場。紳士服・雑貨のフロアの約45%を男女複合型へ変えるという挑戦的な取り組みだが、全12ショップのうち3ショップは三陽商会から出店している。三陽商会にとっても百貨店の男女複合型は初めてだったが、売上げは好調。顧客がパートナーと来店することで新たな購買につながるケースも多く、男女複合型ならではの効果が生まれて・・・
三陽商会の「ポール・スチュアート」のメンズは今秋、ウエアや雑貨を自分仕様にカスタマイズできる「customLAB(カスタムラボ)」をスタートする。米ニューヨーク(NY)にあるポール・スチュアートの店舗で行う簡易オーダーサービスで、同社が商標を取得。“日本版”として展開する。アイテムはコートやジャケット、シャツなどのウエアから、ベルトやグローブ、傘などの小物ま・・・
三陽商会は5月11日、設立80周年を迎えた。同社は砥石商から始まり、防空暗幕を使ったレインコートを販売したことで、レインコートメーカーへと転換。デザイン性と品質を両立したコートを次々と発売し、コートメーカー、総合アパレルメーカーへと成長を遂げた。昨今は衣料を取り巻く状況が劇的に変化し、アパレルメーカーは新環境への適応を求めて各社模索しているが、同社は改めて自・・・
三陽商会が14日発表した2022年3月~23年2月期の連結決算は、営業損益が22億円で、7期ぶりに営業黒字へ転換した。売上高は582億円、当期純利益は21億円だった。外出機会の増加やインバウンドの回復によって売上高が堅調に推移した。インベントリーコントロールの強化、プロパー販売比率の向上などによる粗利率の改善も寄与した。 同社は昨年10月と12月に通期・・・
三陽商会は「100年コート」で、軽量化したトレンチコート「100年コート 粋SUI」を3月1日に発売する。同シリーズの既存品より、約3割軽い生地を使用する。メンズとウィメンズで各1型展開し、価格はそれぞれ17万6000円、16万5000円。 100年コートは「世代を超えて永く愛されるコート」をテーマに、同社のものづくりへのこだわりを結集させている。今回・・・
三陽商会は今春、卒業式・入社式に向けたメンズスーツを拡充した。2023年春の新卒入社数は4年ぶりに増加する見通しで、スーツの需要も回復傾向にある。そのため、「マッキントッシュ フィロソフィー」と「ポール・スチュアート」メンズでスーツアイテムなどを前年の約12倍生産した。売行きは好調で、特にウォッシャブルや防シワなど機能性が高いもの、ビジネスカジュアルな着こな・・・