大丸松坂屋百貨店が大丸東京店で運営するショールーミングスペース「明日見世」の収益性が、移設・拡大で大きく向上した。4階から9階に移り、面積は約4倍になったが、12月11日時点で接客数が約3倍に増え、ブランドから得る出品料や物販の売上げなどからなる収益性は計画の約5倍で推移。「アンバサダー」と呼ぶ、ブランドや商品に精通した販売員の巧みなセールストークが客の購買・・・
大丸松坂屋百貨店が大丸東京店で運営するショールーミングスペース「明日見世」の収益性が、移設・拡大で大きく向上した。4階から9階に移り、面積は約4倍になったが、12月11日時点で接客数が約3倍に増え、ブランドから得る出品料や物販の売上げなどからなる収益性は計画の約5倍で推移。「アンバサダー」と呼ぶ、ブランドや商品に精通した販売員の巧みなセールストークが客の購買・・・
気温の低下に伴い衣料品が稼働、雑貨も高伸長 大手百貨店4社の11月売上高はいずれもプラスで、大丸松坂屋百貨店が78%増、三越伊勢丹が68%増、阪急阪神百貨店が58%増、高島屋が25%増となった。寒さが増したことで冬物や防寒用品が動き始めた。化粧品や美術・宝飾・貴金属などの雑貨の伸び率も高かった。 高島屋(国内百貨店子会社含む)の売・・・
32カ月ぶりのマイナスを記録、インバウンドは好調 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・178店)の10月売上高は4447億円余で、前年比(店舗調整後)は07%減、入店客数は06%減で、共に前年実績にわずかに届かなかった。夏日が続く記録的な高温が響き、秋冬物商材が苦戦した。日曜日が対前年で1日減だったことも、マイナス要因となった。増勢が続・・・
全社成長は1桁台に、地方店の苦戦目立つ 大手百貨店4社の10月売上高はいずれもプラスで、阪急阪神百貨店が52%増、大丸松坂屋百貨店が24%増、三越伊勢丹が17%増、高島屋が14%増となった。免税売上高は「国慶節」期間の客数増加もあり、好調が継続している。10月に入っても夏日が続いたことで、秋冬物衣料品の動きが鈍かった。 高島屋(国内百貨店・・・
インバウンドは好調続く、国内市場は2カ月連続増 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の9月売上高は4229億円余で、前年比(店舗調整後)は23%増、2018年比は44%増となった。入店客数は16%増となり、売上げと共に31カ月連続でプラスだった。猛暑日が続いた記録的な残暑の影響で秋物など季節商材が振るわなかったが、夏物アイテム・・・
残暑の影響で秋物衣料が鈍化 大手百貨店4社の9月売上高はいずれもプラスで、高島屋が97%増、大丸松坂屋百貨店が62%増、阪急阪神百貨店が58%増、三越伊勢丹が10%となった。残暑の影響で秋物衣料品の動きが鈍くなるなどマイナス要因があったものの、引き続きラグジュアリーブランドが売上げをけん引した。 高島屋(国内百貨店子会社含む)の売・・・
インバウンドは同月対比で過去最高、国内市場もプラス 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(70社・179店)の8月売上高は4034億円余で、前年比(店舗調整後)は39%増、2019年比でもほぼ同水準で推移している。入店客数は18%増となり、売上げと共に30カ月連続でプラスだった。 台風10号による一部店舗の臨時休業や時短営業などのマイナス要・・・
JR西日本ステーションシティ、大丸松坂屋百貨店、JR西日本SC開発は8日、大阪駅南口の複合ビル「サウスゲートビルディング」を大規模改装すると発表した。2011年の開業以来初で、25年秋から約4年を費やして地下2階~地上15階の商業エリアを段階的に刷新する。商業エリアには大丸梅田店が入居するが、地下2階~地上9階に縮小。地上10~15階はJR西日本SC開発がフ・・・
台風10号の影響あるも、全社増収 大手百貨店4社の8月売上高はいずれもプラスで、阪急阪神百貨店が111%増、三越伊勢丹が107%、大丸松坂屋百貨店が68%増、高島屋が46%増となった。下旬の台風10号の影響で臨時休業や入店客数減少などマイナス要因があったが、引き続きラグジュアリーブランドの堅調な推移や各社が企画した上顧客向け催事などが売・・・
国内客は前年、19年比でマイナスへ 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(71社・177店)の7月売上高は5011億円余で、前年比(店舗調整後)は55%増、2019年比40%増と好調を維持している。入店客数は23%増となり、売上げと共に29カ月連続でプラスだった。 土曜・日曜の各1日減やクリアランスの前倒し、猛暑や荒天の影響で主要顧客層の外・・・
夏物衣料が好調も、食品がマイナスに 大手百貨店4社の7月売上高はいずれもプラスで、阪急阪神百貨店が141%増、大丸松坂屋百貨店が100%増、高島屋が89%増、三越伊勢丹が70%増となった。衣料品は、正価の婦人ブラウスやパンツなど夏物衣料に動きがみられた。身の回り品は、セール比率の低いアクセサリーやハンドバッグが好調で、気温の上昇に伴い夏・・・
百貨店大手の2024年度第1四半期決算が出揃った。三越伊勢丹ホールディングス、Jフロント リテイリング、高島屋、エイチ・ツー・オー リテイリングの大手4社は増収増益を達成。インバウンドが売上げをけん引し、国内売上げも堅調に推移した。これを受け、4社は通期業績予想を上方修正している。 三越伊勢丹、営業利益が過去最高へ 三越伊勢丹ホールディングス(4・・・