「旅する和菓子」
コロナの影響でいわゆるハレの日の需要が激減したことで全国各地の和菓子店が苦戦していた2020年4月、広島県広島市の『旬月神楽』の若主人が発起人となって、県境を越えた4つの和菓子店でチームを作り、互いの菓子を1種類ずつ送り合い、4店4種類の菓子を詰め合わせて、それぞれの店舗とネット通販で販売し、話題を集めた取り組みが「旅する和菓子」です。
第1弾は、発起人の『旬月神楽』、石川県金沢市の『吉はし』、栃木県足利市の『香雲堂本店』、埼玉県川越市の『元町珈琲店ちもと』の4店各1点、あわせて4点の詰合せ約250セットが完売。異なる店の、異なるジャンルの個性的な和菓子を一度に楽しめるところが好評を得て、コロナの影響で「自宅で過ごす時間」にお菓子を取り寄せて楽しむ志向の高まりにもマッチしました。この後に、滋賀県、岩手県、神奈川県、福井県、島根県、山形県、三重県、大阪府、香川県、山形県、埼玉県、岐阜県、岡山県と徐々に参加和菓子店の地域が広がりました。
この取り組みを紹介するために百貨店で初めてイベントを開催したのが新宿高島屋で、2021年2月のことでした。
今回も、この取り組みの発起人の明神さんが営む「旬月神楽」を含む8店の店主・和菓子職人が来店し、実演をまじえながらお菓子を販売致します。各店の人気商品や、今回のイベントのために考案した「みかん」「オレンジ」をテーマにした和菓子を揃えます。
あわせて、2月17日(土)に11階呉服サロン内「桐庵」でのお茶会、2月18日(日)にタカシマヤタイムズスクエア12階ABCクッキングスタジオにおいて3人の店主・職人による「和菓子作り教室」も開催予定です(事前予約制)。
出店予定の8店
香雲堂本店(栃木県足利市)、清香室町(石川県金沢市)、とも栄(滋賀県高島市)、伊勢屋(福井県小浜市)、吉岡製菓(島根県出雲市)、旬月神楽(広島県広島市)、寳月堂(香川県丸亀市)、本まつばや(大阪府大阪市)
【広島】旬月神楽
神楽焼き 大長みかんバターと白小豆
1個 540円
ふわふわに焼いた生地と自家製みかんバター、あんが相性抜群です。
【栃木】香雲堂本店
「古印最中ショコラオレンジ~スパイス小豆あん~」
1個 360円
定番の小豆あんにスペキュロスを混ぜ込み、ダイスチョコをちりばめたオレンジの香り豊かな最中です。
【滋賀】とも栄
「瑞羊羹(グレープフルーツ)」
1個 432円
みずみずしいグレープフルーツの香りが漂う羊羹です。
【島根】吉岡製菓
「シトリンのみかん DAIFUKU」
1個 540円
話題のフルーツ大福「ルビーのいちご」でお馴染みの吉岡製菓がプロデュースする大福。
「熟成みかん」を使った、とろけるようなみかん大福です。
【大阪】本まつばや
「〇-wa-」
3個入 972円
備中白小豆の羽二重時雨にほうじ茶を混ぜ込み、マンダリンオレンジと和生チョコをしのばせました。
ひと口サイズの打ち菓子です。
【香川】御菓子司 寳月堂
「果実糖」
1箱 810円
オレンジの果汁とみかんの果汁を小粒の生落雁に仕立てました。もっちりとした食感と爽やかな柑橘の風味が楽しい半生菓子です。
【石川】清香室町
「冬まつ~Noir Orange~」
1個 432円
金沢のお菓子である「冬まつ」を、今回のイベントのために特別にアレンジしました。蒸しカステラ「浮島」の上にチョコレート羊羹、オレンジ羹、そしてくるみの代わりにヘーゼルナッツをあしらいました。
【福井】御菓子処 伊勢屋
「雪みかん」
1個 648円
和菓子の淡雪というふんわりとした生地の中にみずみずしいみかんを丸ごと包み込みました。
※いずれの品も数に限りがございます。売切れの節はご容赦ください。
※写真はイメージです。
※予告なく商品のお取り扱いを中止したり、販売方法等が変更になる場合がございます。
★詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/topics/2_1_20240122105723/?category=food#contents
お問い合わせ:TEL03-5361-1111(新宿高島屋代表)