「ミナトノアート2023」
※会期は企画により異なります。
開港より古今東西の文化往来を通じて栄えた横浜。
「ミナトノアート2023」は、その気風を未来へとつなげるアートイベントです。
異国情緒あふれる元町や中華街エリア、海辺に位置する象の鼻テラスや日本大通りエリア、日本有数の商業地域である横浜駅エリアなど、「まちなか」会場で開催いたします。
「横浜」と「アート」をキーワードに、街に住む人、働く人、遊ぶ人を分け隔てなくつなぎ、街の文化として楽しめるよう、アートを身近に気軽に感じていただけるイベントです。
そごう横浜店では、「ミナトノアート2023」の開催期間中に、横浜ゆかりの作家の作品展をはじめ、美術画廊の展示・販売会およびそごう美術館の展覧会など、対象拠点でアートをクローズアップしてまいります。
◆会期・会場:
①2023年10月21日(土)~30日(月)/そごう横浜店6階=美術館通り
②2023年10月24日(火)~30日(月)/そごう横浜店6階=イベントスペース(海側)
独自の感性で作品を生み出している、横浜ゆかりの作家を2箇所の会場でご紹介いたします。
絵画や写真、版画など、作風も活動内容も多種多様な作家たち。
一つ一つ丁寧につくり込まれた作品を通して、それぞれの世界観を表現します。
展示販売される絵画や写真などの作品は、気軽にお部屋に飾っていただけるサイズで身近にアートを 楽しんでいただけます。
この機会に、日々の暮らしの彩りとなるお気に入りの作品やアートグッズを探してみてください。
① 2023年10月21日(土)~30日(月)
出品作家:北 英明、KIM ISEOL、正木 美香、Liu Ling
【北 英明】
使用画材は主に不透明水彩のポスターカラー。湘南・横浜の緻密な風景画が人気を博しています。
【KIM ISEOL】
ふと目にとまる瞬間、不意によぎる感情の記憶を撮影。
独特の色彩感覚で日常の一コマを鮮やかに切り取る、アートとしての写真。
写真を複数枚重ねることにより思わず見入ってしまう幻想的な世界に仕上げた作品が特に人気です。
② 2023年10月24日(火)~30日(月)
出品作家:猪本 大介、エモリハルヒコ、襟草 丁
【猪本 大介】
「言語の表現化」を軸に絵画表現。コミュニケーションの大切さを、文字や言葉を用い絵画として伝えています。現在は、キャンバスやスニーカーのオーダー絵画制作を中心に、ブランドコラボレーション、 ライブペインティング、壁画制作などの活動をしています。
<関連企画>
会期:2023年10月17日(火)~30日(月)
会場:そごう横浜店6階=家具売場
企画、デザイン、織設計まで一貫して携わり、国内外から高い評価を受けるテキスタイルデザイナー・本田純子。原画(複写)展示と、クッション・バッグの販売およびオーダーカーテン、オーダーファブリックの受注会を開催します。
会期:2023年10月24日(火)~30日(月) ※最終日は午後4時閉場
会場:そごう横浜店6階=美術画廊
截金、砂子、金泥など古くからの技法を駆使し描かれる作品は、移ろいゆく四季の中で息づく草花の刹那の輝きを描き、心の奥底の琴線に触れ、目には映しきれない感情をも 映し出します。
会期:2023年10月24日(火)~30日(月) ※最終日は午後4時閉場
会場:そごう横浜店6階=美術画廊
明治、大正、昭和と日本が輝いた時代に華ひらいた近代工芸の美の世界。
近代の美意識と伝統の匠の技が魅せる高邁な精神の美の結晶をご紹介いたします。
会期:開催中~11月5日(日)
会場:そごう横浜店6階=そごう美術館 ※事前予約不要、入館は閉館の30分前まで
入 館 料:一般1200(1000)円、大学・高校生1000(800)円、中学生以下無料
*消費税含む。
*( )内は以下をご提示の方の料金です。
[クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ]
*障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名様は無料でご入館いただけます。
▶公式オンラインチケット https://www.e-tix.jp/sogo-seibu_arts_crafts/
▶Twitter @sogomuseum / ▶HP https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
【内容】
19世紀後半にイギリスで興ったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以降急速に失われつつあった手仕事による制作活動を取り戻し、更に、生活と芸術の一体化を目指しました。中心人物となったウィリアム・モリス(1834-1896)の思想と実践は、同時代の作家に広く受け入れられ、イギリス全体、そして世界各地へと広まります。アメリカでは、建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959)らも参加し、運動は新たな展開を見せました。
手仕事の復興を目指したアーツ・アンド・クラフツ運動は、美術や工芸、建築だけにとどまらず、産業や人々の生活文化にも影響を与え、その思想は現代の日本にも息づいています。
本展では、各地の歴史や文化を反映し発展したアーツ・アンド・クラフツ運動の歩みを、ウィリアム・モリスのテキスタイルや壁紙をはじめ、家具・金工など、約170点の作品を通じてご紹介いたします。