2024年11月22日

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注目の切り絵アーティスト柴田あゆみ氏による「かみがみの森」開催

〜切りだす光に包まれる 切り絵の展覧会〜

超絶技巧と光とレイヤーを折り重ねる新しい陰影表現により、立体彫刻のような美しい切り絵作品を生み出す、今注目の切り絵アーティスト 柴田あゆみ氏の個展を開催します。

やさしく繊細な物語と光や音に包まれる、新感覚・ペーパーインスタレーションの世界へ
繊細かつ躍動感にあふれた表現と独自の物語性が、作品に唯一無二の世界観を与えています。本展は“いのちの営みと森羅万象”をテーマに9つのパートに分けて構築されており、森の空間が立ち現れるダイナミックなインスタレーション作品から、絵本や小瓶に小宇宙を閉じ込めたミクロな作品まで、さまざまなアートワークを公開します。

■会期 : 2023 年2月17日(金)~27日(月)
■会場 : 大阪高島屋 7階グランドホール
■入場時間: 午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
■入場料 : 一般 800円、大学・高校生 600円、中学生以下無料 ※税込価格
■企画制作: 柴田あゆみ かみがみの森 製作委員会

  • 展示作品(一例)

インスタレーション 調和の森

横幅約10m、縦幅約6mのダイナミックなペーパーインスタレーション。
陰影を作り出す照明は、新しい一日が始まる希望の光から、暖かい日中の光、そして夕暮れから夜へ。森の一日と、いのちの営みを照明で演出します。環境音楽はパーカショニスト永井朋生氏。

かみのやま

旅人の本

かみのてのなか・夜のしっぽ

かみのてのなか・太陽の船

かみのてのなか・しげみ

かみのてのなか・回廊

  • 柴田あゆみ氏 プロフィール

神奈川県横浜市に生まれる。

2007年にニューヨークに移り、National Academy School of Art にて版画とミクストメディアを習得。
2015年からパリに移り、パリ市運営のアトリエ59リボリにて2年間の展示と制作活動を行う。
2018年から日本を拠点として活動中。同年、イタリア・ミラノマルペンサ空港での大型作品の展示や、ドイツ国際ペーパーアートトリエンナーレにて入選。
2019年には金沢21世紀美術館での世界工芸トリエンナーレにて入選。
2020年には4カ月にわたる大型展示を富士川・切り絵の森美術館にて開催。同年、継続して森山良子氏コンサートツアーの舞台美術を、すべて手切りにて制作・監修。
2022年、丸の内KITTEにて世界最大級サイズの総手切り作品“大地のうた”を展示。
東京現代美術館「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展にて、切り絵作品による「ミス・ディオールの庭」の装飾展示を手掛ける。
12月より個展「柴田あゆみ かみがみの森」を開催、全国巡回中。

  • 柴田あゆみ氏の本展覧会開催へのコメント

今、大きな分岐点にいる私たち。私たちは、未来に向けて何を選択するか。手にした技術を破壊や殺戮に使うこともできれば、再生と調和に使うこともできる。全てはあつかう人の心。
巨大なシステムと社会を前に、”私なんかは何もできない”と諦めず、一人、また一人と意識を変え、ちいさくともできる事をしてゆく。
ちいさなひかりの種が、たくさんの心で芽吹きますよう、願いを込めて制作しています。