2024年11月22日

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本展初公開となる作品など69点を展示<入江明日香展 時空の旅人>

期間:2023年2月4日(土)〜26日(日)10時〜18時/場所:松坂屋名古屋店 南館 7階 松坂屋美術館

松坂屋名古屋店では、名古屋初開催となる<入江明日香展 時空の旅人>を2月4日(土)より南館7階松坂屋美術館で開催いたします。2018-2019年の大回顧展から3年を経て開催する本展では、初期から直近までの代表作・人気作に加え、本展初公開となる日本の暦をテーマとしたシリーズ、ミクストメディア作品を制作した後に敢えてドローイングを描くという組作品シリーズもお楽しみいただけます。

《Zéphyr violet iris》2015年 個人蔵

入江明日香(1980年、東京生まれ)は、2004年に多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科版画領域を修了し、2012年には文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏するなど研さんを積んできました。2013年、「PAT in Kyoto・京都 版画トリエンナーレ」大賞受賞、2014年、文化庁新進芸術家海外研修の成果発表展である「第17回 DOMANI・明日展」出品、2018年から2019年に初の大規模回顧展を横浜、京都、茨城で開催し、大好評を博しました。入江さんの特徴は、あくまでも「版画家」であることにこだわり、西洋の銅版画技法を主軸にしながらも、日本画や浮世絵他の技法も縦横無尽に使いこなし、豊かな想像力から創り出す画面構成にあると言えます。日本とパリの今昔を行き交いながら、異次元にいる人物や動物、お伽噺のなかの住人たちまで、入江さんは確かな描写力で私たちに見せてくれます。

《江戸淡墨大桜》(部分)2016年 丸沼芸術の森

《十二支図-卯-》2020年アートゾーン神楽岡

《雨久花のエスキース》2022年 作家蔵

■入江明日香プロフィール


1980年 東京都生まれ

2004年 多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科版画領域修了
2006年 平成17年度文化庁新進芸術家国内研修員修了
2013年「第1回 PAT in Kyoto 京都版画トリエンナーレ」大賞(京都市美術館)
2012-13年 平成24年度文化庁新進芸術家海外研修員としてフランスに滞在(1年間)
現在日本美術家連盟会員

■開催概要

<入江明日香展 時空の旅人>
期間:2023年2月4日(土)〜26日(日)10時〜18時
場所:松坂屋名古屋店 南館7階 松坂屋美術館
主催:松坂屋美術館、中日新聞社
特別協力:丸沼芸術の森
企画協力:アート・ベンチャー・オフィスショウ
入館料:一般700円、高・大生500円(税込)※中学生以下無料