2024年11月22日

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中塚翠涛展「コトバノ光」

会期:2022年1⽉19⽇(⽔)〜25⽇(⽕) [最終⽇午後5時終了] 会場:銀座三越 本館7階 ギャラリー

※画像:中塚翠涛氏と、作品「nature ―母―」

2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の題字を担当し、パリのルーヴル美術館の展示会場で披露したインスタレーション作品が賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている書家・中塚翠涛氏。
従来の書のあり方にとらわれず、文字をもとに絵画的な要素を含んだ抽象性の高い作品を発表する自由な作風で、活躍の場を広げています。
墨の中に感じる色彩を、色を重ねる表現法で可視化したり、一つの作品に2年という長い時間を掛けて向き合ったり、新しい表現の可能性に挑戦し続けています。
本展では“コトバノ光”というテーマのもと、中塚氏の心に映る世界に、象形文字から得たインスピレーションを重ねた作品を展示いたします。
コロナ渦で外出制限が掛かる中、中塚氏が自身のアトリエ近くで見た、日々の光の美しさに契機を持つ本テーマ。
物事の見方を少し変えることで、新たに見えて来る光溢れる世界。想像力と創作力に満ちた中塚氏の描く、観る人の心に希望の光を灯す力強さと躍動感溢れる作品群を、是非ご高覧ください。
※価格はすべて、お問合せを頂きます。

  • 【作品紹介】

■タイトル: 「la dance〜踊〜」
■サイズ: 84×84㎝
■作品説明: 心に沸々と湧き出てくる幸せな気持ちを「踊」という字で表現しています。

■タイトル: 「お祭り」
■サイズ: 22.7×15.8㎝
■作品説明: 「光」の象形文字から着想を得た作品。土地の神さまに感謝と祈りの気持ちを込め、笑顔の絶えない時間を過ごせるようイメージしています。

■タイトル: 「moon dance」
■サイズ: 80.3×100㎝
■作品説明: 世界中の旅先で出逢ったさまざまな表情の月たちを、何度も塗り重ねて表現しています。

■タイトル: 「光の音楽隊」
■サイズ: 39.4×107㎝
■作品説明: 「光」の象形文字から着想を得た作品。

■タイトル: 「nature ―母―」
■サイズ: 78×78㎝
​■作品説明: 「目の前の幸せに感謝して、自然を愛する時間を大切にしたい」、という想いを込めています。

〈略歴〉
中塚翠涛 Suitou Nakatsuka
幼少期は岡山県倉敷市で過ごし、書に親しむ。
瀬戸内の穏やかな気候で育ち、翠涛の雅号はそこに由来する。
2016年パリ・ルーブル美術館の展示会場「カルーゼル・デュ・ルーブル」で開催されたSociete Nationale des Beaux-Arts 2016では、約300㎡の空間に書のインスタレーションを発表し、「金賞」「審査員賞金賞」をダブル受賞。
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の題字担当。
『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』(宝島社)シリーズは、累計430万部を突破。

2010年 個展「時-TOKI-」/Tokyo
2013年 個展「コトバノ森」/Tokyo(代官山T-SITE GARDEN GALLERY)
2015年 個展「Expression-ことばのカタチ-」/Tokyo(familiarギャラリー)
2016年 Societe Nationale des Beaux-Arts 2016「一期一会 ichi-go-ichi-e」
2017年 個展「コトバノ空-日々是好日」/Tokyo
「THE ドラえもん展 Tokyo 2017『光と影』」/Tokyo
「日本-デンマーク 外交樹立150周年記念 コンテンポラリーオペラ『影(SKYGGEN)』/Denmark
2018年 個展「LOVE PEACE HAPPINESS」Jean Paul knott/Tokyo
個展「コトバノオモチャ箱」/Tokyo(familiarギャラリー)
2019年 「La Danse」Hotel Meurice/Paris
個展「Musique」/Paris
2020年 「Calligraphy×フランス文学」/Paris(Hotel Meurice)