百貨店業界の中元商戦は6月末~7月初旬にピークを迎えるが、各社は「ここだけ」や「今だけ」などを充実させて品揃えの独自性を競うとともに、成長領域であるインターネット通販(以下、EC)を強化し、売上げの伸長を狙う。商品のカテゴリーでは近年好調な洋菓子の拡充が目立ち、松屋や京阪百貨店は店舗に専用の売場を構える冷凍食品を他社との差異化に役立てる。アフターコロナに突入・・・
百貨店業界の中元商戦は6月末~7月初旬にピークを迎えるが、各社は「ここだけ」や「今だけ」などを充実させて品揃えの独自性を競うとともに、成長領域であるインターネット通販(以下、EC)を強化し、売上げの伸長を狙う。商品のカテゴリーでは近年好調な洋菓子の拡充が目立ち、松屋や京阪百貨店は店舗に専用の売場を構える冷凍食品を他社との差異化に役立てる。アフターコロナに突入・・・
「グランフロント大阪」がまちびらきして10周年を迎えた。2013年4月、大阪・梅田駅北側の再開発エリア(梅田貨物駅跡地)に開業し、多様な都市機能を備えた街のパワーを発揮。10年間で累計来館者数が4億7000万人超に達した。これからの10年間を見据え、「創り出そう、ともに。」をスローガンとする新ビジョンを打ち出した。 同施設は、街の中核機能である・・・
百貨店からSCに転換した「エキソアレ西神中央」は単なるSCではない。西神中央で約30年間に亘って愛され続けた百貨店の強さと、SCが持つ本来の強さとを融合した商業施設として立ち上げた。西神中央のランドマークを目指した、エキソアレ西神中央のグランドオープンまでの取り組みを探った。 2022年4月1日にグランドオープンしたエキソアレ西神中央。同施設のある西神・・・
高島屋および東神開発は14日、京都店とその隣接地に建設中の新館からなる「京都高島屋SC」を10月17日に開業するとともに、専門店で構成する新館の名称が「T8(ティーエイト)」に決定したと発表した。地下1階~地上7階、約1万3000㎡のT8には51店舗が入り、「Nintendo KYOTO」や「京都 蔦屋書店」らが位置する4~7階を中心に「アート&カル・・・
段階的な大規模改装を推し進める近鉄百貨店上本町店は今春、ハンズと運営する「プラグス マーケット」をはじめ、複数のショップを2階や7階、8階に導入する。ショップの入れ替えを通じて、いわゆる「スクランブルMD」や「ミックスMD」を強化し、カテゴリーや性別の枠にとらわれない売場を構築。集客力を高める。テナントの比率を上げ、収益力を改善する狙いもある。1階や3階の改・・・
大規模改装を推し進める神戸阪急は4月26日、本館4階を「地域密着のライフスタイル提案型フロア」に刷新する。「Time of “Grace”」(=洗練された上品で華やかな暮らし)をテーマに、約2100㎡を「華やかなおもてなし」、「優雅で美しいプライベートタイム」、「洗練された華やかなエレガンスファッション」の3つのゾーンに区分。自主編集売場を核に、衣料品から化・・・
近鉄百貨店は15日、全館改装を推し進める橿原店の1階に、ハンズとの協業で運営する売場「Plugs Market(プラグス マーケット)」を開く。奈良県の産品を扱う「大和の食卓」やイベントスペースからなる「伝え場」、ハンズの商品を揃える「モノの場」、テナントを誘致する「話し場」で構成。奈良県の魅力を発信するとともに、ハンズならではの豊富な品揃えで、新客の開拓や・・・
阪急阪神百貨店は阪急うめだ本店の8階の約4割を刷新し、生活提案型の売場を4月12日に開く。自主編集売場、ショップ、レンタルや修理、リメイク、不要品の下取りなどのサービスを手掛ける拠点、イベントスペース、販売を主目的としない「b8ta Osaka – Hankyu Umeda」(以下、ベータオオサカ)からなり、「人と自然の共生」をコンセプトに、衣料品や雑貨、化・・・
ストアーズ社は11月14日、「関西主要百貨店<食品>パネルディスカッション」をホテル日航大阪で開催した。あべのハルカス近鉄本店、京阪百貨店守口店、大丸梅田店、高島屋大阪店、阪急うめだ本店、阪神梅田本店の食品の責任者を招き、「求められる“次代のデパ地下”とは」をテーマに、新型コロナウイルス禍が変容させた人々の生活や価値観などを踏まえながら、ようやく・・・
東京ソワールのフォーマルコンセプトショップ「formforma(フォルムフォルマ)」は25日、京都エリアに初出店した。場所は「イオンモール京都桂川」の1階で、関西での出店は7店舗目、全国では25店舗目となる。「もっと気軽に楽しめるフォーマルを」がコンセプトのフォルムフォルマは、各店独自の品揃えとフォーマル専業ならではのきめ細かな接客が支持を得ており、家族での・・・
「無印良品」を展開する良品計画は11月17日、関東最大級の大型路面店「無印良品 板橋南町22」をオープンする。約1200坪の売場面積は「無印良品 東京有明」、「無印良品 銀座」に次ぐ広さで、都内生活圏における日常生活の基本を担う商品およびサービスを提供するとともに、生活者とともに地域の活性化に向けた多彩な活動も本格化させる。 無印良品は地域活性化を大き・・・