コロナ禍で百貨店業界が大きな痛手を負う中、山梨県の岡島の奮闘が目覚ましい。6月の売上高は前年比8%減だったが、物産展を中止した分を加味すると同2%増。地元のホテルや酒蔵、大学生らと組み、4月から積極化してきた商品開発、イベントやチャリティの実施などが「エシカル消費」を呼び込み、大松松坂屋百貨店が同28%減、三越伊勢丹が同225%減、高島屋が同173%減、そご・・・
コロナ禍で百貨店業界が大きな痛手を負う中、山梨県の岡島の奮闘が目覚ましい。6月の売上高は前年比8%減だったが、物産展を中止した分を加味すると同2%増。地元のホテルや酒蔵、大学生らと組み、4月から積極化してきた商品開発、イベントやチャリティの実施などが「エシカル消費」を呼び込み、大松松坂屋百貨店が同28%減、三越伊勢丹が同225%減、高島屋が同173%減、そご・・・
コロナ禍のベビー・キッズ需要に応えるため、百貨店の子供服・用品売場は新たなサービス体制の構築に乗り出した。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用したオンライン接客、売場での入場制限、電話注文サービスなど、まずは現在使えるツールを活用した施策を講じる。まだ人が密集する場所へ出掛けるリスクは高く、「3密」を避けた生活様式が推奨されている。妊娠した女性や、・・・
《連載》「ウィズ・コロナ」に求められる安全・安心な買い物環境を提供する百貨店 第2回 大丸松坂屋百貨店 「ウィズ・コロナ」の時代に、どう安全・安心な買い物環境を提供できるか――。全館営業を再開した百貨店業界の各社は、配慮や工夫に余念がない。消毒、検温、マスクやフェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンスの確保など手法は多岐に亘るが、根幹には〝おもてな・・・
©林田球/小学館 大丸梅田店は8月5日から17日まで15階の大丸梅田店ミュージアム<梅田>で原画展「TVアニメ化記念 ドロヘドロ原画展~林田球の世界~」を開催する。 2000年「月刊IKKI」(小学館)で連載を開始し、18年に亘り愛されてきた衝撃作「ドロヘドロ」。林田球氏の描く唯一無二の世界観は人々に強烈なインパクトを与え、国内外で今なお、多くの・・・
そごう川口店は従業員2名が新型コロナウィルスに新たに感染したことを受け、18日(土)から当面、全館臨時休業する。 17日に感染が判明したのは地下食品売場と1階化粧品売場の従業員各1名。 そごう川口店では7月8日、11日、14日、15日に1名ずつ地下食品売場の従業員の感染が判明していたが、都度、保健所の指導のもと消毒を行い営業を続けてきた。しかし今・・・
そごう・西武は、店頭の動員が分散化する中、取引先と協力しインスタグラムで動画を使った買い物を提案する。まずは、若年層からの支持が強いブランドが集まる西武池袋本店地下1階SEIBU BEONE(セイブ ビーワン)で動画配信をスタートした。 第1回目である7月11日には、販売員がおすすめのセールアイテムを紹介する動画を配信。SE・・・
松屋銀座本店は15日から紳士フロアで「テレビズ(テレワークのビジネススタイル)」の提案を開始する。コロナ禍で働き方が大きく変化した今、「働く服」に求められる要素も変わってきている。新しい生活様式に沿った「テレビズスタイル」のニーズが高まってきており、ブランドによってはビジネス仕様のポロシャツやきちんと見えて着心地の良いニットなどが前年比200%以上の売れ行き・・・
外出自粛中も豊かな生活を――。百貨店業界の各社は今年の中元商戦で、新型コロナウイルスへの感染を防ぐため、外出を避けて自宅で過ごす「巣ごもり」を続ける人々に向け、その時間を豊かに、快適にする食品や衛生用品などを拡充した。インターネット通販の品揃えや特典、サービス、機能も強化。コロナ禍で利用者の増加に拍車がかかったネット通販の商機を最大化する。店舗のギフトセンタ・・・
《連載》「ウィズ・コロナ」に求められる安全・安心な買い物環境を提供する百貨店 第1回 三越伊勢丹 「ウィズ・コロナ」の時代に、どう安全・安心な買い物環境を提供できるか――。全館営業を再開した百貨店業界の各社は、配慮や工夫に余念がない。消毒、検温、マスクやフェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンスの確保など手法は多岐に亘るが、根幹には〝おもてなし〟が・・・
7月1日からプラスチック製の買物袋が有料化された。「容器包装リサイクル法」の省令改正によるものだ。百貨店では主に食品売場で使われていた買物袋が対象となるが、多くの店舗で環境への影響を鑑み、紙製のショッピングバッグも有料化する動きだ。百貨店は海を守り森を育てる環境活動に進んで取り組んでいく。 袋の有料化で活躍が期待されるのがマイバッグだ。鞄からさっと取り・・・
前年の80%台まで戻る 地方・郊外は1桁の減収幅に 主要百貨店の6月売上高(速報値)は、10%台半ばから後半の減収幅に戻ってきた。6月も時短営業を続け、大型の集客催事や販促施策などを自粛して営業していたが、臨時休業を強いられていた5月から大幅に回復。大都市の基幹店と比べ、地方都市・郊外立地店舗が健闘し、一桁台の減収幅まで回復してきている。夏のクリアラン・・・
近鉄百貨店が推し進める、地域の生産者らと組んで開発する独自商品の卸売が好調だ。京都府京都市の酒造メーカー・黄桜および三重県伊勢市の菓子メーカー・松屋製菓と手掛けた、酒粕を使用したソフトキャンディ「やわらかほんわり甘酒あめ」(200円)は、累計で約3万5000袋を出荷(今年6月24日時点)。成城石井やファミリーマート、北野エース、近商ストア、土産物店など全国の・・・