百貨店の店頭販売は接客が付き物と考えられがちだが、10月20日~26日に西武渋谷店で開催した「JAMAIS VU 『POP-UP STORE』」は販売員が常駐しない、〝接客ゼロ〟のポップアップストアだ。アパレルブランド「JAMAIS VU (ジャメヴ)」の衣服を自由に試着ができ、購入は客がジャメヴの公式インターネット通販サイトを通じて行う。あまり他に見ない珍・・・
百貨店の店頭販売は接客が付き物と考えられがちだが、10月20日~26日に西武渋谷店で開催した「JAMAIS VU 『POP-UP STORE』」は販売員が常駐しない、〝接客ゼロ〟のポップアップストアだ。アパレルブランド「JAMAIS VU (ジャメヴ)」の衣服を自由に試着ができ、購入は客がジャメヴの公式インターネット通販サイトを通じて行う。あまり他に見ない珍・・・
東急百貨店は11月1日、「eBay(イーベイ)」に、日本の百貨店で初めて公式越境ECショップを開設した。 「eBay(イーベイ)」は、北米を中心に、ヨーロッパからオーストラリアや中国などのアジア地域まで世界190ヵ国で展開。世界中への広い販路が特徴だ。東急百貨店では以前から越境ECを検討しており、インバウンド需要の減少を踏まえ、イーベイを通じた販売によ・・・
■駆込み需要の反動減を除く前々年比では回復傾向が顕著に 大手百貨店4社の9月売上高は、多くが全国百貨店の水準を下回る減収幅だった。髙島屋が344%減(既存店335%減)、三越伊勢丹が375%減(同324%減)、大丸松坂屋百貨店(関係店含む)が406%減。阪急阪神百貨店は270%減だが、昨年10月から傘下に入れた神戸阪急と高槻阪急を除いた・・・
小田急百貨店とパナソニックは30日、人に接触せずに体温の測定や除菌、周辺の混雑状況の検知などが可能な機器「安心ゲート」を、小田急新宿店の3カ所の出入口に設置した。機器でデータを収集し、来春以降には客が「3密」を回避して安全・安心に買い物を楽しめる場所、時間帯、ルートなどの提供を目指す。 人々の安全・安心な外出を可能にする「安心ゲートソリューション」の実・・・
「ウィズ・コロナ」の時代で生活必需品になったマスク。百貨店業界も、オリジナルのマスクを販売したり、マスクの自動販売機を置いたり、ガーゼハンカチを使った手作りマスクを提案したりして、その特需を取り込んできた。依然としてコロナ禍に収束の兆しは見られず、マスクは〝百貨〟の一部に定着しつつある。ここにきて「ウィズ・マスク」のファッションを楽しむ人々も増え、むしろ商機・・・
《連載》「ウィズ・コロナ」に求められる安全・安心な買い物環境を提供する百貨店 第5回 東武百貨店 「ウィズ・コロナ」の時代に、どう安全・安心な買い物環境を提供できるか――。百貨店業界の各社は、配慮や工夫に余念がない。消毒、検温、マスクやフェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンスの確保など手法は多岐に亘るが、根幹には〝おもてなし〟がある。百貨店業・・・
高島屋は初売りで店頭販売していた福袋を、来年は事前予約制にする。初売りは例年混雑することが多かったが、昨今の状況を踏まえ、来年は「密」を避ける販売方法とした。店頭の混雑緩和と、買い物の楽しみを両立させる。 予約方法は2種類。各店の店頭かオンラインストアだ。 店頭では、12月2日から順次予約を開始する。福袋は12月18日から31日、もしくは・・・
百貨店の婦人インナー売場でも、コロナ禍で販売方法の変化を求められた。サイズの計測やフィッティングなど、密になりやすい接客方法から転換し、安心・安全を確保しつつ1人1人の顧客に合った百貨店らしい接客を各店が模索する必要がある。計測機器を導入し、ニューノーマルの接客を実践している阪急うめだ本店のインナー売場に話を聞いた。 最新機器を活用し安心・安全・・・
左がフード商品統括部フード新規事業開発部DMの橋本政人氏、右が「アンリ・シャルパンティエ」パティシエの西山未来氏(9月24日の記者会見より) 阪急うめだ本店が1日に開始した、百貨店のケーキを冷凍で全国に宅配するサービス「CAKE LINK」が好調だ。同店によると「全国エリアへの宅配と銘打ち、配達エリアを広げたいという意図通り、沖縄や四国・九州など、西日・・・
《連載》「ウィズ・コロナ」に求められる安全・安心な買い物環境を提供する百貨店 第4回 松屋 「ウィズ・コロナ」の時代に、どう安全・安心な買い物環境を提供できるか――。百貨店業界の各社は、配慮や工夫に余念がない。消毒、検温、マスクやフェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンスの確保など手法は多岐に亘るが、根幹には〝おもてなし〟がある。百貨店業界は常・・・
松屋は7日~20日、自転車通勤のスタイリングを提案する「バイクビズ」特集を5階の紳士フロアで展開する。自転車で通勤し、そのまま仕事ができるよう、ストレッチ性の高いジャケットやパンツ、スニーカーなどと実際の自転車を集積。気になった商品は元の売場で試着・購入してもらうよう促す。コロナ禍で電車通勤を避けたい人が増え、それとともに注目されている自転車通勤。都心にマッ・・・
業界が発展するためには、目先を追うだけでなく、先を見据えた人材の育成や発掘も欠かせない。松屋銀座本店は、今年で31回目を迎えた「台東区ザッカデザイン賞コンペティション」の選考に2010年から参加し、バイヤーが選ぶ「松屋銀座賞」で商品化と松屋銀座での販売権利を提供している。このコンペティションは、レザーグッズや帽子など、服飾雑貨の製造を行う企業が多く集まる台東・・・