外出自粛や営業日数・時間減響くも、10%超のマイナスまで回復 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・196店)の2月売上高は3223億円余で、前年比(店舗調整後)は107%減となり、17カ月連続減を強いられた。前月(297%減)より19ポイントも改善したものの、コロナ禍の影響がなかった前々年(平成31年2月)対比では219%減となり、厳し・・・
外出自粛や営業日数・時間減響くも、10%超のマイナスまで回復 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(73社・196店)の2月売上高は3223億円余で、前年比(店舗調整後)は107%減となり、17カ月連続減を強いられた。前月(297%減)より19ポイントも改善したものの、コロナ禍の影響がなかった前々年(平成31年2月)対比では219%減となり、厳し・・・
百貨店業界にとって、3月~4月は贈答需要の“稼ぎ時”だ。卒業式や入学式、就職や転職、異動などで増える“春ギフト”の需要を取り込むため、店舗やインターネット通販サイトで対応を強化する。「デパートニューズウェブ」では、百貨店が運営するネット通販サイトにおける食品の春ギフトに注目。主要百貨店の担当者に、コロナ禍という非常事態でライフスタイルや価値観が一変した昨年の・・・
京王百貨店は22日、神奈川県相模原市に位置する京王線橋本駅に直結する商業施設「京王クラウン街橋本」に小型サテライト店を開業する。サテライト店としては6店目で、京王電鉄運営の商業施設への入居は「キラリナ京王吉祥寺店」、「トリエ京王調布店」に続く3店目となる。「百貨店による食・ギフト専門店」として、フォーマルギフトや歳時記のパーソナルギフト、食品などを揃える。〝・・・
全国水準を下回り、17カ月連続減に 東京地区百貨店(12社・25店)の2月売上高は878億円余で、前年比(店舗調整後)は135%減だった。17カ月連続減だったものの、前月(338%減)より203ポイントも回復した。とはいえコロナ禍の影響を受けない前々年対比では246%減となり、厳しい環境が続いている。緊急事態宣言再発令の延長による営業時間の短縮・・・
<<連載>>コロナ禍で店頭の安全・安心を守るために 後編 小田急百貨店 ワクチンの接種が始まり、コロナ禍の収束に期待が膨らむ一方、百貨店業界は商売と安全・安心を両立するため、難しい舵取りが続く。客にマスクの着用を求める、入口で検温や消毒を実施するなどは、もはや店頭での見慣れた光景だ。百貨店業界にとって集客の要である大規模催事も、・・・
日吉東急アベニューは22日、1階の食品フロアを「日吉 東急フードショー」に改装オープンする。現在のデイリーマートゾーンを、東急百貨店と東急ストアが共同でマーチャンダイジングとマーケティングを行うグロッサリー売場と、生鮮食品ゾーンで構成する「THE MARKET PLUS(ザ マーケット プラス)」に刷新。若年層や単身世帯を対象に、「個食・簡便・即食」や値頃感・・・
注)事実確認の結果、一部の記述を削除および修正しています(2021年4月7日付) <<連載>>ポップアップショップ、ヒットの法則 第1回 そごう・西武 ポップアップショップのヒットの法則を探せ――。昨年来のコロナ禍では、衣料品を中心にメーカーによるブランドの改廃が相次ぎ、百貨店業界は売場の“空き地化”に悩まされてきた。穴埋・・・
京王百貨店は25日、日本酒専門のECサイト「いっぽん-京王の酒日和-」をリリースした。家ナカ需要の拡大で、京王のネットショッピングサイトでも前年比2倍以上(20年9月~21年2月)の売上げとなっているなど好調な「酒カテゴリー」だが、日本酒は、ワインや焼酎と比べて「選び方がわからない」という声が多く、相談がしやすい店頭のシェアが高い傾向にある。サイトでは様々な・・・
減収続くも、高額消費がけん引した基幹店が復調 大手百貨店4社の2月売上高は、緊急事態宣言の延長に伴う外出自粛傾向の継続や対象エリア店舗の営業時間短縮に、前年の閏年による営業日数の1日減の影響が加わり、引き続き減収を強いられた。ただ、2割台後半から3割台半ばの大幅減収だった前月と比べると、1桁台から10%台まで回復してきた。株高を背景に引・・・
高島屋グループの高島屋ファイナンシャル・パートナーズは、インターネット通販(EC)サイトなどで利用できるデジタルカード情報を最短5分で発行するサービス「タカシマヤカード Online即時発行」を29日に開始した。本人確認書類の送付や個人情報の入力といった申し込みの作業は全てスマートフォン上で完結する。審査を通ると専用アプリ「タカシマヤカードアプリ」でデジタル・・・
やはり“ブルー・オーシャン”だ――。そごう・西武が2月26日に西武池袋本店で始めた、食品売場で扱う惣菜や弁当、和洋菓子、ワインなどの宅配が好スタートを切った。注文は最初の1週間で400件近く、3月17日時点では1250件以上にのぼり、以降も1日の平均で65件以上、多い時は1日に75件を超える。コロナ禍では外出を避ける人が多く、宅配の需要が増加。「ウーバーイー・・・
松屋銀座店が1月28日に7階リビング売場に開いた、ドッグフードの専門店「ごはんの窓口」が好調だ。犬の食事の資格を持つ販売員がカウンセリングし、フードを提案するサービスがペット愛好家の心を掴み、開始から1カ月で約600名が来店。客足が鈍りがちな時期にも関わらずコンスタントに訪れている。加えて客の約半数が何らかの商品を購入するなど購買率も極めて高く、同期間で会員・・・