上場企業には情報開示が義務化された「人的資本」への投資をより重要視する企業が増えている。百貨店も例外ではない。24年度(25年2・3月期)から新たな中期経営計画が始動する百貨店では、人的資本経営に対する戦略・戦術が各々目指していく持続的成長へのポイントの1つになりそうである。 人的資本経営の実現に向け、注目が集まっているキーワードが「ウェルビーイング」・・・
上場企業には情報開示が義務化された「人的資本」への投資をより重要視する企業が増えている。百貨店も例外ではない。24年度(25年2・3月期)から新たな中期経営計画が始動する百貨店では、人的資本経営に対する戦略・戦術が各々目指していく持続的成長へのポイントの1つになりそうである。 人的資本経営の実現に向け、注目が集まっているキーワードが「ウェルビーイング」・・・
23カ月連続プラス。インバウンドは同月対比で過去最高額を更新 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(72社・180店)の1月売上高は4593億円余で、前年比(店舗調整後)は71%増となり、23カ月連続でプラスだった。元日に発生した能登半島地震の影響が出た店舗もあったが、新型コロナウィルス5類移行で行動制限が無くなった初商は堅調だった。インバウンド・・・
29カ月連続プラス。主要5品目は全てプラスで雑貨は2桁増、化粧品が高伸長 日本百貨店協会の調査によれば、東京地区百貨店(12社・22店)の1月売上高は1353億円余で、前年比(店舗調整後)は67%増と29カ月連続でプラス、入店客数は78%増と13カ月連続のプラスだった。新型コロナウィルス5類移行後の初商は入店客の増加もあり堅調に推移し、インバウ・・・
大丸松坂屋百貨店が手掛けるファッションサブスクリプション「AnotherADdress(アナザーアドレス)」にとって2024年度(24年3月~25年2月)からの3年間は正念場だ。25年度下期に単月黒字を見込み、いよいよ本格的な収益化が求められる。今年2月27日時点で登録会員数は12万人に上り、総レンタル回数は23万着を超えるなど確固たる支持を集め、始動時に2・・・
ラグジュアリーブランドや化粧品が引き続き堅調 大手百貨店4社の1月売上高は、全て前年比でプラスとなった。阪急阪神百貨店が160%増、大丸松坂屋百貨店が117%増、三越伊勢丹が106%増、高島屋が76%増。12月に引き続きラグジュアリーブランドなどの高額品や化粧品が好調だった。 三越伊勢丹は、法人外商事業やEC事業、小型店舗を含む伊・・・
28カ月連続プラス、年間売上高はコロナ禍前とほぼ同水準に 日本百貨店協会の調査によれば、東京地区百貨店(12社・22店)の12月売上高は1877億円余で、前年比(店舗調整後)は62%増と28カ月連続でプラス、入店客数は75%増と12カ月連続のプラスだった。ラグジュアリーブランドなど高付加価値商材が引き続き好調で、増勢が続くインバウンド売上げが全・・・
22カ月連続プラス。23年の年間売上高は3年連続増、インバウンドが過去最高に 日本百貨店協会が調査した全国百貨店(72社・180店)の12月売上高は6465億円余で、前年比(店舗調整後)は54%増となり、22カ月連続でプラス。新型コロナウィルス5類移行後の初の年末商戦は、外出の機会の増加を背景に催事等の活況だったほか、インバウンドの増勢も続き売・・・
全て増収、ラグジュアリーブランドや化粧品が堅調に推移 大手百貨店4社の12月売上高は、全て前年比でプラスとなった。阪急阪神百貨店が123%増、三越伊勢丹が96%増、高島屋が74%増、大丸松坂屋百貨店が73%増。11月に引き続きラグジュアリーブランドなどの高額品や化粧品が好調だった。 三越伊勢丹は、法人外商事業やEC事業、小型店舗を・・・
コーセーの2023年12月期連結決算は、純利益が前期比379%減の116億6300万円だった。中国や韓国での販売が計画を大幅に下回るとともに、為替差益が減少。賃金の上昇や化粧品需要の増加などを背景に、人件費やマーケティングコストなどの販管費が前期より118億円増えたのも響いた。 売上高は前期比39%増の3004億600万円、営業利益は同277%減の15・・・
注)文章は全て百貨店の発表によるもの 高島屋 大阪店 220 堺店 ▲03 京都店 ※1 99 泉北店 07 日本橋店 118 横浜店 ※1 35 新宿店 142 玉川店 75 大宮店 ▲69 柏店 ※1 34 ㈱高島屋・・・
大丸松坂屋百貨店が大丸東京店の4階で運営するショールーミングスペース「明日見世」で7日、第11弾がスタートした。明日見世は3カ月ごとに内容を一新しており、今回は「TOKYO NEW VIEW -あしたのくらし-」をテーマに展開する。新生活のスタートを迎える時期に「自分の感性や時間の中に贅沢を見出す」「好きな場所で働く」という新しい価値観とライフスタイルに注目・・・
百貨店業界は2024年も好スタートを切った。デパートニューズウェブが東京都と大阪府の主要百貨店を対象に調査した初売りの結果は、新型コロナウイルス禍からの“復興期”に入った23年に続き、総じて前年を上回った。伸び率が2桁を記録した店舗も少なくない。昨年来の旺盛な高額消費やインバウンドに支えられる構図は変わらないが、初売りの風物詩である福袋、食品や化粧品、衣料品・・・