マルショウエンドウの「ショゾン」、販売員の声を反映する商品企画で支持

マルショウエンドウのオリジナルブランド「ショゾン」は、消費者のニーズを捉えたアイテムで支持を高めている。同ブランドは23年春にリブランディングし、「ハレもケも。」をテーマに、多様なシーンで使える商品を提案。来春夏は人気の「リエート」シリーズの新商品を投入し、新シリーズ「アイオーラ」なども発売する。

人気の「リエート」シリーズ。軽さも魅力の1つ

リエートは、ナイロンとポリエステルを混紡したジャカード織の生地を用いたシリーズ。絵柄はショゾン（SCHOZON）の頭文字のSを組み合わせ、幸運のクローバーを表現している。1万～3万円台という値頃な価格帯が好評を博し、同ブランドの中でも売れ筋となっている。来春夏は、販売員から大きめのショルダーバッグの要望があったことから、高さ22×幅24.5×奥行き9.5cm（2万900円）、高さ23×幅29×奥行き13cm（2万4200円）の2サイズのショルダーバッグが登場する。

「アイオーラ」はイタリア語で「花壇」の意味で、絵柄も花壇をイメージした

新登場となるアイオーラは、ショッピングバッグの1型（8800円）を用意する。リエートと同様にSの文字を組み合わせたクローバー柄をプリントした。同シリーズも販売員の声を基にしたもので、「お客様を手ぶらで帰させないため、お勧めしやすい価格帯の商品として企画した」（担当者）。ギフトとしての購買も見込む。

来シーズンはほかにも深く入ったプリーツが特徴的なソフトナイロンバッグの「ピーラ」、ビジネスやフォーマルで活躍する黒色バッグのみを扱う「ネロ」など、エレガントかつ実用性の高い商品群を発売する。