プリンセストラヤ、25年SSは“猫”モチーフを用意

プリンセストラヤは2025年春夏コレクションで、猫モチーフの商品を発売する。レディース財布ブランドの「フレームワーク」からは猫の尻尾をモチーフにした「テイル」シリーズが、主力ブランド「ダコタ」の「チーザレ」シリーズからは様々な猫を描いたバッグが登場。キャッシュレス化が進む中でも、猫の愛らしさに商機を見出す。

さりげなく鍵しっぽの猫のチャームが付いている「テイル」シリーズ

折れたり曲がったりしている猫の「鍵しっぽ」は幸運を呼ぶと言われており、テイルシリーズは鍵しっぽのハチワレ猫のチャームをアクセントにした。ハチワレ猫と猫の肉球のチャームが付いたキーホルダー（6050円）と、ハチワレ猫のチャームが付いた財布（全6型、1万450円～1万9250円）を用意した。フレームワークではいたずら好きな子猫を描いた「キトン」シリーズも現在展開しており、売上げは好調だという。

今シーズンのチーザレは、2月22日が猫の日であることに着目し、猫とラッキーモチーフであるクローバーを絵柄に落とし込んだ。猫のデザインは社員が飼っている猫の写真をベースにしており、日常の中にあるリアルな愛らしさを表現した。型はショルダーバッグやトートバッグなど4種類で、価格は2万5300円～3万8500円。

他にも新作が続々登場。写真は「ダコタ ブラックレーベル」の「ヒルツ」シリーズ

猫モチーフ以外では、ダコタで、イタリアンレザーの財布に革でできたビーズをあしらった「ペルリーネ」シリーズ、丸いカシメをアクセントにした財布の「クーポラ」シリーズなどを展開。20周年を迎える男性向けの「ダコタ ブラックレーベル」からは、1930年代のフライトジャケットのディティールを取り入れた革小物の「ヒルツ」シリーズを発売する。