キリンビール、低アルコールRTDの新ブランド「華よい」
キリンビールは24日、RTD(低アルコール飲料)の新ブランド「キリン 華よい」を発売する。ラインナップは「白桃スパークリング」、「檸檬スパークリング」、「葡萄スパークリング」の3種。アルコール度数はいずれも3%で、低アルコールで飲酒を楽しみたいというニーズに応える。
凍結した果実を酒の中で粉砕し、果汁などと漬け込むことで、果実の香りやうまみを閉じ込めた「果実浸漬酒」を隠し味として使用する。この果実浸漬酒によって果実とベースとなる酒の味がまとまり、豊かな果実味と程よい酒感を楽しめるようになっている。
パッケージは鮮やかなグラデーションを背景に、華よいロゴと果実やグラスのイラストを主役にすることで、果実のおいしさと軽やかな飲み心地、華やかな気分を表現した。
同社の調査によると、価値観の変化や適正飲酒への関心の高まりから、酒は飲めるものの、家ではRTDをあまり飲まない生活者が一定数いるという。とはいえ「適量のお酒は人生を豊かにする」という酒への期待もあるため、華よいの発売によって、新たな酒との付き合い方を提案する。