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百貨店のおせち商戦、新たな客や需要、販路の開拓に注力(下)

2024/08/30 2:57 pm

おせちの売上げは、まだ伸ばせる――。新型コロナウイルス禍の「巣ごもり需要」を追い風に市場の拡大が続いたおせちは、アフターコロナを迎えた2023年度(24年の正月用)に反動が表れ、売れ行きが鈍ったが、大手百貨店は24年度(25年の正月用)も“前年超え”を目指す。その勝算が、新しい客や需要、販路の開拓だ。インフルエンサーと組んだおせち、いわゆる「昭和レトロ」を感じさせるおせちなどで若年層の購買意欲を喚起したり、物価の高騰を意識した値頃感のあ・・・
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