2024年10月30日

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東武船橋店の「愛知と三重の物産展」、リピーターづくりに成果

東武船橋店で開かれた「愛知と三重の物産展」

東武百貨店船橋店は6月13~18日、「愛知と三重の物産展」を開催した。会場となった6階イベントプラザには、愛知と三重から人気の味が集結した。今回が3回目の開催とあってリピーター客も見られ、買い上げ点数も増えるなど会場は賑わいを見せた。

会場では多くの人がお目当ての商品を購入

会場には多くの人気店が集まった。行列ができる「お食事処」には前年と同じく、名古屋からみそロースとんかつ定食の「みそかつ矢場とん」、三重からはかいだ製麺所の「伊勢うどん」が出店。物産は愛知から幻の手羽先の「世界の山ちゃん」、愛知県産黒毛和牛みかわ牛すき煮重と焼肉重の食べ比べ弁当の「お肉の専門店スギモト」、千なりの「御菓子所 両口屋是清」、きよめ餅の「きよめ餅総本家」、天むすの「地雷也」、夏のお好み稲荷の「壺屋」、厚切りバームと瀬戸内レモン花藻塩の「エースベーカリー」などが販売した。一方の三重は、生ういろの「虎屋ういろ」、松阪牛カルビ弁当の「焼肉 千力」(実演)、天然鯛めし弁当の「料理旅館 橘」(実演)、手こね寿司の「魚健」(実演)、生わかめの「村上商店」、特撰焼ちくわの「カマイチ」、クラフトドリンクの「フローナル」、初出店の松阪牛メンチカツ&松阪牛コロッケの「ミートショップ大里」などが揃った。

これらに加え、三重には工芸品と「マツビシセレクション」も登場。工芸品はアコヤパールとネックレスイヤリングの「シーズジェム」と「大和宝飾」、サマーちりめんジャケットの「夢ちりめん 東海工業」、伊賀焼万能すり鉢の「風姿窯」などをラインナップ。津松菱が販売代行しているマツビシセレクションには、桃こまち牡蠣生食用の「神の国伊勢志摩発」、プレインカステラの「デ・カルネロ・カステ」、高糖度ミニトマトの「三交ハレノヒファーム」、満月餃子の「ぎょうざ 衛門」、芋けんぴの「キリンのタマゴ」、たがねせんべいの「美鹿山荘」、みかんジュースの「かきうち農園」、伊勢の濃茶露の「畑中製茶」などが並んだ。

三重の物産をプロデュースした津松菱常務営業本部長の川合正氏は「今年の物産展で目立ったことが2つあった。その1つは、前年に試しに購入されたお客様が『おいしかったから』と、また購入されるというようにリピート買いが目立った。2つ目が、コロナで自粛していた試飲・試食をマツビシセレクションの高糖度ミニトマト、たがねせんべい、畑中製茶、デ・カネロ・カステのカステラ、ホエンシフォンケーキ、芋けんぴなどで行った結果、味を納得されて購入されるお客様が目立った。その結果、三重関連の物産は購入件数が増え、集客力アップにつながった」と話す。リピーター獲得に手応えを得た3回目となったようだ。

(塚井明彦)