2024年07月04日

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三井不動産、福岡地所と「マリノアシティ福岡」を建て替えへ

建て替えが決まった「マリノアシティ福岡」外観(現施設)

三井不動産は先ごろ、福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」を福岡地所と共同で建て替えることを検討すると発表した。マリノアシティ福岡や「キャナルシティ博多」など、福岡地所が培ってきた商業施設開発・運営経験に加え、日本全国およびアジア各地でRSCの「三井ショッピングパーク ららぽーと」やアウトレットの「三井アウトレットパーク」といった商業施設を展開する三井不動産のノウハウを、最大限に発揮。新たな時代にふさわしい商業施設を立ち上げる考えだ。

マリノアシティ福岡は、福岡地所が2000年10月に開業した九州初の本格的アウトレットモール(運営・管理は福岡地所グループのエフ・ジェイ エンターテインメントワークス)。04年7月と07年9月にアウトレット棟が増設され、現在は延床面積約8万1400㎡、店舗数約160店舗の規模。建て替えの検討に入ったことで、マリノアシティ福岡は本年8月18日をもって一時閉館となることが決まった。

(塚井明彦)