プリンセストラヤ、「ダコタ」の55周年記念アイテムが登場
プリンセストラヤの「ダコタ」は今秋冬、ブランド55周年を記念したアイテムを展開する。「チーザレ」シリーズからは、アカンサスのモチーフを取り入れたオリジナル柄のレザーバッグと財布が登場。「アニベルサリオ」シリーズは刺繍で55周年を表現したバッグを販売する。
ダコタは1969年にブランドをスタート。レザーやコットン、麻など天然素材の特性を生かしたナチュラルなカジュアルアイテムを得意としている。その55年の歩みを、ヨーロッパで長く受け継がれているアカンサスのモチーフに重ね合わせ、オリジナル柄を作成した。柄にはレザー小物をつくるのに欠かせない道具も描き、道具へのリスペクトも込めた。
バッグ、財布共に素材は牛革を採用した。バッグは4型で価格が2万5300円~3万8500円、財布は4型で価格が1万4300円~2万900円となる。
チーザレはオリジナル柄を革にプリントしているが、レザー素材に直接絵柄を彫刻した「ロイヤル」シリーズもある。日本製で、柄部分は職人の手作業で制作する。型はトートバッグの1種で、価格は12万1000円。
同じく記念商品の「アニベルサリオ」シリーズは、本体部分に綿素材を採用し、刺繍で55周年の記念デザインを施した。絵柄はアカンサスモチーフやカバンのイラストなど、5パターンを用意。型はトートバッグの1種類で、持ち手やタグは牛革を用いている。価格は9790円。
ダコタはトレンドやニーズの変化も取り入れながら新商品を開発しているが、素材へのこだわりは今後も重視する方針だ。担当者は「ダコタはイタリアの牛革素材を基軸としている。最近は為替の影響で原料価格が上がっているが、やはり他の素材とは質感や見え方が異なる。これからも上質で魅力的な商品をお届けしていきたい」と語った。