3月19日の金融政策決定会合で、日本銀行は「2%の物価安定の目標が持続的・安定的に実現していくことが見通せる状況に至った」との判断を示した上で、異例の金融緩和の修正を決めた。
大きな修正は3点。まずは「マイナス金利政策の解除」だ。階層型の日銀当座預金制度を廃止し、2016年にマイナス金利政策が導入される前の従来型の当座預金(所要準備と超過準備)に戻した上で、超過準備への付利金利を+0.1%とした。従来の政策金利(政策金利残高への付・・・
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