能登半島地震、百貨店が支援募金を開始
百貨店各社は、能登半島地震の被災地支援のための募金活動を開始した。店頭やウェブサイトで募金を受け付け、被害を受けた人々の救護支援活動などに充てる。以下、発表されている大手百貨店の取り組みをまとめた。
三越伊勢丹は国内グループ百貨店の店頭およびウェブサイトを通じて行う。店頭は、名古屋三越ラシックを含む21店舗が対象で、1月6日~19日に募金箱を設置する。ウェブサイトは「三越伊勢丹グループ WEB募金・寄付サイト」上で、1月4日12時~1月31日20時まで受け付ける。
エイチ・ツー・オー リテイリングでは、グループ傘下の社会貢献団体・一般財団法人H2O サンタがグループ各社の施設に募金箱の設置を開始した。百貨店は「阪急」「阪神」いずれも全店に配備し、ほかにも関西スーパー、イズミヤ、イズミヤショッピングセンター、阪急オアシスなどの多くの店舗で展開する。H2Oサンタのウェブサイト、阪急キッチンエール関西の会員向けサイトでも行う。期間は1月6日~31日。
そごう・西武は全10店舗で、1月4日から順次始め、1月31日までを予定する。レジ横またはサービスカウンター、総合案内所などへ設置する。大丸松坂屋百貨店も全店舗で実施。1月3日から順次開始し、2月29日まで行う。松屋銀座店は1月3日~31日、館内の2カ所に募金箱を設置し、義援金を募る。
高島屋は顧客参加型の社会貢献サイト「高島屋クラウドファンディング」で、義援金を募集するプロジェクトを立ち上げた。1000円コース、3000円コース、5000円コースの3種類があり、1口~100口まで選べる。期間は1月6日18時~31日23時59分。店頭でも高島屋グループの各商業施設で、1月10日~31日に受け付ける。
近鉄百貨店は6日に「令和6年能登半島地震 救援募金箱」の設置を開始。対象は10店舗で、期間は約1カ月間を予定する。東武百貨店池袋本店も6日に店頭での募金活動を始めた。