佐賀玉屋は11日、京都の不動産会社「さくら」をスポンサーとする再生計画が成立したと発表した。同店本館は耐震化工事が必要な状況で、費用の捻出が課題となっていた。2024年1月末に佐賀玉屋が自社株式を全て取得した上で消却し、さくらが100%出資する。佐賀玉屋の屋号は残し、約140人の従業員の雇用も継続。田中丸雅夫社長は退任する。
佐賀玉屋は佐賀県唯一の百貨店。1990年代は160億円超の売上高があったが、近年は競合する大型商業施設、小・・・
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