「シセイドウ メン」のCMで反町隆史さん、松島奈々子さんが共演
資生堂は、プレステージメンズシリーズ「SHISEIDO MEN(シセイドウ メン)」のアンバサダーに、俳優の反町隆史さんと松嶋菜々子さんを起用した。夫婦として初共演となるCMを、「いい夫婦の日」である11月22日から全国で放映している。20日に行われた発表会に反町隆史さんが登場し、アンバサダー就任の想いやCM撮影の感想などを語った。
資生堂によると、国内のプレステージメンズスキンケア市場は拡大傾向にあり、今後の成長も期待できるという。昨今は男女問わず使える“ジェンダーフリー”なスキンケアアイテムが増えているが、資生堂は明確にメンズ向けを分けている。副社長チーフマーケティング&イノベーションオフィサーの岡部義昭氏は「当社の長年に亘る研究を通じて、男性と女性の肌に先天的・後天的影響による違いがあることが分かった」と説明。シセイドウ メンはこうした知見を生かして設計されている。
今回は新たな切り口として、「男の美しさは、肌に出る。」をキーメッセージに、ターゲットとする男性の身近な人の視点を取り入れたプロモーションを行う。岡部氏は反町さんの起用を「男の美しさや生き方を体現する存在として、仕事や家庭に誠実に向き合われている反町さんしかいないと考えた」と話した。
発表会に登壇した反町さんは、アンバサダーに就任した心境として「19歳の頃、マネージャーに『俳優になったら何のCMに出たい?』と聞かれ、『資生堂のCMに出たい』と答えた。それから4、5年後に実際に出させていただき、1つの目標が叶ってうれしかった記憶がある」と若い頃のエピソードを披露。「それから約30年近い年月を経て、また携われることが本当にありがたい」と述べた。
松嶋さんとの共演は「約20年ぶりになるが、妻と一緒に出演できてうれしい」としつつ、「監督からは『自然な形で』と言われ、それを表現するのは難しかったが、楽しみながら撮影できた」と振り返った。
シセイドウ メンの商品については「香りがとても良いので、飽きずに使える。ベタつかないが保湿効果は高いので、ぜひ皆さんに体験してほしい」と語った。
(都築いづみ)