2024年11月22日

パスワード

購読会員記事

京王百貨店、ららぽーと立川立飛にサテライト店

ららぽーと立川立飛に出店する京王百貨店の小型店(画像はイメージ)

京王百貨店は24日、立川市の大規模商業施設「ららぽーと立川立飛」にサテライト店をオープンする。同社の小型店は、今回で8店舗目。同施設の1階に構え、売場面積は約200㎡。ギフト、食品、雑貨などを扱う。施設のワンストップショッピングの充実に寄与し、顧客と地域の利便性向上を目指す。新宿駅発着の路線エリアでの、さらなる顧客拡大と基幹店との連携を視野に入れた出店となる。

コンセプトは「百貨店による食・ギフト・ファッションのセレクトショップ」。百貨店ならではの食品、慶弔や中元・歳暮ギフト、雑貨、ファッションを取り扱い、イベントも開催する。ららぽーと立川立飛の中心顧客であるファミリー層を中心に、親子三世代をターゲットに定める。取り扱いブランドは、食品が「ヨックモック」「銀座千疋屋」「新宿高野」「赤坂柿山」「エノテカ」、生活雑貨が「生活の木」「近沢レース」など。婦人服、ファッション雑貨、カタログギフト、線香なども取り揃える。

基幹店2店舗と小型店8店舗を擁する京王百貨店

小型店の出店は、ららぽーと新三郷店(09年9月開業)、セレオ八王子店(12年10月)、昭島モリタウン店(16年10月)、キラリナ京王吉祥寺店(17年9月)、トリエ京王調布店(17年9月)、サテライト橋本店(21年3月)、ぷらりと京王府中店(23年3月)に続く、8店舗目となる。京王沿線や新宿駅発着路線のエリアに出店を進めることで、基幹店の新宿店、聖蹟桜ヶ丘店の2店舗との一層の連携、新規顧客開拓と既存顧客の利便性向上を進める狙いがある。