高島屋新宿店、「ときめきトゥナイト展」を初開催
高島屋新宿店は19日、人気少女漫画の展覧会「ときめきトゥナイト展」を始めた。11階の特設会場には300点以上の原画などが並び、キャラクターに告白してもらえる「想いヶ池コーナー」やフォトスポットも設けられ、オリジナルを含めてグッズも販売。チケットは一般が1200円、大学・高校生が1000円、中学生以下は無料だ。B6サイズのクリアファイルが付く数量限定の特典付き前売券もあり、価格は一般が1400円、大学・高校生が1200円。同店によれば、チケットの売れ行きは好調という。期間は8月7日までで、以降は高島屋京都店などを巡回する。
池野恋氏が手掛けるときめきトゥナイトは、少女漫画雑誌「りぼん」で1982年7月号から94年10月号まで連載。21年には、続編の「ときめきトゥナイト それから」が女性向け漫画雑誌「クッキー」でスタートした。誕生から41年を迎える今年、高島屋新宿店が初めての展覧会を開いた。
初日は報道陣向けに「開会セレモニー」が開かれ、お笑いトリオ「パンサー」の菅良太郎氏がグッズのTシャツをまとって登場。真壁俊が描かれており、菅は「着心地、サイズ感が良い。真壁君のファンで、ちゃんと購入した。(着て)家で真壁君といようと思います」と笑わせた。真壁に対する愛は止まらず、展示の印象について聞かれると「真壁君。真壁君に“壁ドン”してもらえるフォトスポットが衝撃的で、真壁君を壁ドンしたい」と答えた。
作者の池野氏へのメッセージを求められると「41年目でも熱狂させられる作品に感謝を」と述べ、背後のパネルに描かれた直筆のサインを土下座であがめる一幕もあった。そして「(ときめきトゥナイトは)親子でも、男性でも面白い。(親から子へ)どんどん受け継ぎながら、皆で楽しんでほしい」と締めくくった。
(野間智朗)