2024年11月22日

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WOTA、銀座に公衆手洗い機を設置

WOTA発表会

自律分散型水インフラの研究開発や事業を展開するWOTAは銀座の商業施設に公衆手洗い機を設置した。水道に依存しない、水循環型ポータブル手洗い機で、例えば施設の入り口で手が洗える。9月25日には街中でいつでも誰でも無料で手が洗える社会を実現する「公衆手洗い推進パートナーシップ」を発足し記者発表会を行った。

WOTAGINZA SIX_01

GINZA SIXの入り口に設置された手洗い機

ポータブル手洗い機「WOSH」独立型のポータブル設計を採用。病院や学校、商業施設やレストラン、カフェなどの飲食店の店舗前など水道のない場所でも手軽に設置が可能だ。膜ろ過・塩素添加・紫外線照射の3段階の水再生処理を搭載し、供給水質の安全性を保った。またWOTA独自のAI・IoTによる水質管理テクノロジーにより、WHOの飲料水ガイドラインや各国の飲料水基準に準じた完全に衛生的な水を供給できる。スマートフォンのUV除菌機能も搭載しており、手を洗っている30秒間でスマートフォン表面についた菌の99.9%以上除菌可能で、手洗い後の手を綺麗な状態に保てる。

WOTA株式会社代表取締役CEOの前田瑶介氏は「本パートナーシップは、街の中で『誰でも無料で使える』、『どこにでもある・どこにあるかわかる』、『衛生的に使える』という3要件を備えた公衆手洗いの社会実装を推進することを掲げています。街中の手洗い欲求を叶えることで、一人ひとりだけではなく、社会全体の健康につながっていくと考えています。その結果として街全体がより衛生的になり、街中での経済・文化活動も活性化する。一人ひとりの行動が、公衆衛生と経済・文化活動の好循環を生み出していく。そういう状態を理想と考えています。」とコメントした。

パートナーシップに参加する三越銀座店では9月25日から27日まで手洗い機を設置した。「銀座三越はグループを牽引する店舗として、さらなる未来に向け人々の豊かな暮らしと持続可能な社会の実現を目指し、サスティナブルな企業活動を推進します。持続可能な街づくりを目指す『WELCOME WASH』の取組に賛同し、銀座の街の一員として環境活動に積極的に参加し活動の輪を広げてまいります」とした。

ポータブル手洗い機の詳細はこちら:https://wota.co.jp/wosh/