佳境を迎えている株主総会が、例年に比べて熱を帯びている。株主提案が過去最高の件数に上っていることに加え、社長の“クビ”を取りにいっているケースが多いからだ。
皮切りは、5月に開かれたセブン&アイ・ホールディングスの株主総会だった。アクティビスト(物言う株主)のバリューアクト・キャピタルが、傘下のイトーヨーカ堂を始めとする不採算事業の取り扱いをめぐって井阪隆一社長ら社外取締役を含む4人の実質的な解任を求める株主提案を行ったの・・・
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