2024年11月22日

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キリンビール、クラフトビールの体験イベント 13社24種が集結

オープニングセレモニーに登壇した速水もこみち さん(左)、キリンビールのマスターブリュワー・田山智広さん(中)、森泉さん(右)

キリンビールは6月2~4日、クラフトビールの体験型イベント「HELLO CRAFT BEER WORLD」を東京都港区の「六本木ヒルズ ヒルズアリーナ」で開催する。クラフトビール専用のビールサーバー「タップ・マルシェ」で提携している国内のブルワリーと共に、全24種のクラフトビールを用意。新型コロナウイルスが5類感染症に引き下げられ、外出やイベントを楽しむ気運が高まるタイミングで、クラフトビール領域の活性化を狙う。

同イベントは、多様なテーマごとに飲み比べができる「ビアフライト体験」、クラフトビールと料理を合わせて楽しむ「フードペアリング」体験などを用意する。1回2000円で参加できる。

参加ブルワリーはキリンビールに加え、ヤッホーブルーイング、木内酒造1823、石川酒造、世嬉の一酒造など全13社。クラフトビールに関する情報や知識も展示ブースなどから発信し、クラフトビールへの愛着と関心を喚起する。

複数のブルワリーが手を組み、クラフトビール文化を発信する(左から5番目がキリンビール堀口英樹社長)

1日に行われたオープニングセレモニー第1部では、堀口英樹社長が登壇。「現在日本国内で、クラフトビールの構成比はビール市場全体の約1.5%。まだ伸びしろは大きく、他のブルワリーと協力して定着させたい」と意気込みを述べた。

ヤッホーブルーイング社長の井出直行氏も登場し、「私の個人的な考えだが、このイベントは来年、再来年と続けて、参加ブルワリーや開催地をどんどん広げていきたい」とイベントへの想いを熱弁した。

ペアリングを楽しむ速水もこみちさんと森泉さん

オープニングセレモニー第2部には、タレントの速水もこみちさんと森泉さんが参加。クラフトビールのクイズや飲み比べ、料理とのペアリング体験を行った。料理が得意な速水さんは「クラフトビールは個性が豊かなので、料理とのペアリングが楽しい。新しい発見もある」と話し、飲み比べでも的確な感想を披露。森さんは「デザートなど、色々な料理に合うことが今日分かった。ビールの概念が変わるので、皆さんもぜひ来てほしい」と語った。

(都築いづみ)