浦和パルコ、段階的な改装を推進 今春夏はファッションやサービス
浦和パルコがリニューアルを進めている。足元商圏(浦和エリア)への流入増加が続くミレニアル世代の取り込みに向けて、21年秋に下層階(1・2階)を中心に大規模改装を手掛け、開業15周年を迎えた22年には地域連携・カルチャーをテーマにした15周年キャンペーンの「15祭イチゴサイ」を仕掛け、コロナ禍前の勢いを取り戻した。さらに攻勢を続ける狙いから、今春から夏にかけて4~6階の約2500㎡を対象とした上層階を改装する。
今回の改装では新規出店6店舗、リニューアル5店舗を合わせた11店舗が対象となる。新店舗では4月28日、5階レストランフロアに「佐渡 廻転寿司 弁慶」がオープンする。新潟に本店を構え、日本海の採れたて鮮魚を堪能できる新スタイルの廻転寿司で、浦和パルコが首都圏1号店となる。さらに「五穀」(和定食)が浦和エリアで初めて登場するほか、6月には「新宿中村屋 オリーブハウス」(洋食)と「生麺専門 鎌倉パスタ」(生パスタ)がリニューアルオープンする。
4階には4月21日、浦和エリアで最大級の「ABC-MART GRAND STAGE/ABC-MART」(シューズ・アパレル)が加わった。同4階にある「Luck Rack」(レディス・ファッション雑貨)、「タワーレコード」(CD/DVD/Blu-ray)、「Les Ailes」(バッグ・ファッション雑貨)も、同日リニューアルオープンした。
6階には浦和エリアでは初めて、マシン専門のピラティススタジオ「ピラティスK」が5月19日に開店し、続けてシュミレーションゴルフスクール「ZEN GOLF RANGE」が5月下旬に開店する。夏には、埼玉エリア初となる子ども写真館「ミチュールフォトスタジオ」もオープンする。
(塚井明彦)