2024年11月21日

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ベータ・ジャパン、阪急うめだ本店に常設店

4月12日に「阪急うめだ本店」にオープンする「b8ta Osaka-Hankyu Umeda」(イメージ図)

ベータ・ジャパンは4月12日、「b8ta Osaka – Hankyu Umeda」をオープンする。場所は阪急うめだ本店の8階で、同日開業する「人と自然の共生」をコンセプトにした新しい売場「GREEN AGE」内に構える。関西地方では初の常設店となり、有楽町店、新宿マルイ店、渋谷店、越谷レイクタウン店に次ぐ国内5店舗目となる。サステナブルな取り組みに関連する約40の商品やサービスを集めて展開。日本初上陸の商品も登場する。

今回の出店のきっかけとなったのは、昨年夏に阪急うめだ本店で行ったポップアップショップの開催。5日間の期間限定だったが、この反響を受けて常設店の開業に至った。

出店場所のGREEN AGEはモノだけでなく、レンタルやリサイクルといった循環型サービスも展開する。イベントスペースも設置し、生産者や事業者との交流やワークショップ、セミナーなど、社会や環境を意識するきっかけになる体験を提供。自然共生の価値観を共有できるコミュニティ・ハブ化を目指す。

8階売場の中央に店を構える。360度どこからでも商品にアクセスできるレイアウト設計(イメージ図)

新店舗は「新水平」をコンセプトに掲げ、床と天井の間に様々な活動をサポートする“第3の水平面”をイメージしてデザイン。同店が位置するフロア中央のオープン区画という前提のもと、大きな水平面を最小限の通路で削り取り、空間を構成した。店舗設計を手掛けたのは、越谷レイクタウン店に続き、空間デザインやブランディングのディレクションを行うcinema inc.代表の坂巻陽平氏。「プリミティブな露店のように、この場から今までにない出会いや交流のシーンが生まれれば」(坂巻氏)と設計の意図を語り、全方向からアクセスできる新しいコミュニケーションスペースを目指す。

商品は約40を揃える。「Beauty & Relaxationカテゴリー」では、MTGのスキンケアキット「MEGLY」や、G.Mコーポレーションの美容機器「デンキバリブラシ」などをラインナップ。「Gadgetカテゴリー」はEVERINGの指にはめるだけで決済できる「EVERING(エブリング)」や、ベレンクラフトの空間内の電磁波やジオパシーを調整する「ドゥプレックスプロ」などを扱う。

空気から水をつくり出すウォーターサーバー「Kara Pure」は、日本初上陸の商品

「Food & Beverageカテゴリー」では、米・ニューヨークに本拠地を置くKara Waterの、空気から水をつくり出す「Kara Pure」が登場。最大で1日10Lの飲料水を生成し、カルシウムやマグネシウムなどを追加してミネラルウォーターとして飲むことができる。同商品は、米・ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー展示会「CES2023」で、業界専門家による高い評価を得て「CES 2023 Innovation Award」を受賞。日本初上陸の商品として訴求する。

北川卓司代表取締役は「2025年の大阪万博においても、持続可能な開発目標達成への貢献が、目指すべきものの1つとして挙げられている。SDGs達成への貢献を目指し、サステナブルに関連のある商品やサービスを知っていただく機会を創出することで、貢献度を高めていきたい」と意欲を示した。

阪急うめだ本店、“自然共生型ライフスタイル”を提案する売場を新設へ