2024年11月22日

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にんべん、「お吸物もなか」リニューアル

にんべんならではの風味豊かなだしと具材をもなかで包む

にんべんは3月1日、「至福の一椀 お吸物もなか」シリーズをリニューアルする。新たに「まいたけ」、「豆腐」味を発売。セット商品は手に取りやすい2000円代を投入し、客層の拡大を狙う。既存の3000円代、5000円代は内容を変更する。

出来上がりイメージ。左が「まいたけ」、右が「豆腐」

至福の一椀 お吸物もなかは、茶色の皮に「つゆの素ゴールド」、白とピンクの皮に「白だしゴールド」を練り込んでおり、皮も美味しく食べられるのが特徴。もなかの中には顆粒だしの「本枯鰹節 金色の鰹だし」を使用し、にんべんならではの風味豊かなだしと、選び抜かれた具材を楽しめる。

新商品のまいたけと豆腐は、単品で各388円。八角形ににんべんの暖簾印である「カネにんべん」を彫ったオリジナルのかたちをしている。

新しく5個入りセットを発売する

詰め合わせセットは、新たに2160円を用意。湯葉、かきたま、湯葉(ピンク)、あおさ、まいたけが各1個入る。同社によると、フリーズドライのみそ汁・吸物シリーズ「至福の一椀 おみそ汁・お吸い物」で、2000円代を発売した後に3000円代の売上げが伸びるケースがあったという。これにならい、値頃な価格帯のセットを出すことで、認知度と客層の拡大を図る。

3240円と5400円のセットは、ピンク色を入れて「ギフトらしさ」を向上させた

3240円、5400円のセットは内容を変更する。今まで白色のもなかのみだったが、ピンク色も入れ、見た目に華やかさを加えた。しかし白色のみのセットは仏事用のニーズがあるため、受注生産で対応する。

商品サービス企画部の豊田義徳部長は、「昨年の歳暮商戦では一部欠品が生じてしまい、売上げは苦戦した。このリニューアルを機に、直販事業の新たな柱にしていきたい」と語った。

(都築いづみ)