2024年11月22日

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東武池袋本店、縁起が良い“赤色グルメ”一堂に

いちご以外は「幸福の赤いフードワールド」と題して展開する

デパ地下が赤色に染まる――。東武百貨店池袋本店は12~2月1日、地下1~2階の食品売場の約50店舗で、縁起が良いとされる赤色の食べ物を販売する。約30店舗では「いちごの日」である1月15日にちなみ、イチゴを使った和洋菓子やパンを用意。約20店舗は唐辛子をはじめとする赤い食材、赤い調味料を用いた惣菜を揃える。約50店舗で扱う商品のうち約20点が同店限定で、独自性も強めて集客や買上げにつなげる。

同店が食品売場で“赤色グルメ”を一斉に打ち出すのは初めて。「ア・ラ・カンパーニュ」のストロベリータルト「リュビ」(各日20点、1026円)、「金沢和音」の団子「いちご3兄弟」(各日数量限定、324円)、「グッドモーニングバンコク」の「激辛!トムヤムクンフォー」(各日数量限定、900円)、「ウォーターメロン」の「トマトサンデー」(各日10点、イートインは509円、テイクアウトは500円)、「三崎豊魚」の「ネギトロまぐろ丼」(各日数量限定、1100円)などが同店限定だ。

「ア・ラ・カンパーニュ」のストロベリータルト「リュビ」

イチゴは「魅惑のいちごワールド」、そのほかは「幸福の赤いフードワールド」と題し、客に分かりやすくPR。食品売場を赤色で染め上げ、購買意欲を喚起する。

(野間智朗)