小田急百貨店、新社長に小田急SCディベロップメントの中島良和氏
小田急百貨店は1月16日付でトップを交代し、小田急SCディベロップメントの中島良和常務が社長に就任する。2013年6月27日から現任の樋本達夫社長は顧問に就く。中島氏は小田急電鉄や小田急SCディベロップメントで商業施設の運営に携わっており、その豊富な知見に白羽の矢が立ったもようだ。
小田急百貨店は社長を交代する理由を「新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、新宿店は10月に本館での営業を終了し、新宿西口ハルクに移転、リニューアルオープンした。本計画において、小田急グループのリテール事業の中核を担う企業として商業機能の価値最大化に貢献すべく、新しい経営体制で既存の百貨店ビジネスモデルを前提としない新たな事業モデルの確立に向けた変革を推進していく」とした。
中島良和(なかじま・よしかず)氏略歴
1966年4月8日生まれ、56歳。
1990年3月早大教育学部卒
1990年4月小田急電鉄入社
2005年6月ビル事業部プロジェクトマネジャー
2010年6月SC事業部課長
2011年5月北欧トーキョー取締役
2017年6月小田急電鉄SC事業部長
2020年4月小田急SCディベロップメント常務