2024年11月23日

パスワード

購読会員記事

高知大丸、25日に改装オープン 32年ぶりの大型改装で地域密着型へ

テープカットセレモニーには、高知県知事、高知市長、地元商店街関係者も参加した

高知大丸は25日、リニューアルオープンした。当日は200名の客が列をつくって並び、テープカットセレモニーには浜田省司高知県知事、岡崎誠也高知市長、地元商店街関係者らも参加した。1947年に開業し、今年で75周年となる同店は、32年ぶりとなる大型改装を経て「働く女性と地元3世代ファミリーが、高知の幸せを感じる店」を目指す。地域唯一の百貨店として、買い物の楽しさだけでなく、生活を楽しく・豊かで・便利に感じるローカルや生活密着コンテンツを提供する。

大丸松坂屋百貨店代表取締役社長の澤田太郎氏は、「すべての商店街に改装オープンのバナーを掲げて頂き、改めて地元の愛情を感じ感激した。高知の歴史と地域性に紐付けられた地元の価値あるものを、高知のみならず全国に発信していく」とコメント。高知大丸代表取締役社長の小島尚氏は、「コロナにより難航したが、何とかオープンにこぎ着けた。『高知大丸がなくても生活できるが、つまらない』というお客様の声を糧に“おまち百貨店”として地元に寄り添い、従業員一同お客様のために頑張っていく」と決意を新たにした。

リニューアルは、改装面積が7350平米で、全館売場面積の約70%に及ぶ。第1期の今回は、本館2~5階、東館1~4階を対象とした。第2期は東館5階を改装し、夏にオープン予定。

高知大丸、今春に全館規模の改装 地域の魅力を発信する「プラグス マーケット」を開設