そごう・西武、首都圏で全館の営業を再開へ

そごう・西武は23日、西武池袋本店やそごう横浜店など首都圏の8店舗で、食品売場以外の営業を再開する。緊急事態宣言が発令されて以降は食品売場のみ営業していたが、各自治体の見解を受けて、生活必需品を中心に、衣料品や服飾雑貨、インテリア雑貨などの売場を開く。

対象の店舗は、西武池袋本店、西武渋谷本店、そごう横浜店、西武東戸塚 S.C.、そごう千葉店、そごう大宮店、そごう川口店、西武所沢 S.C.の1都3県に立地する8店舗。いずれも営業時間は当面の間、短縮する。

各店では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、店内施設の定期消毒、入口や主要拠点へのアルコール消毒液の設置、館内換気の強化、一部売場での従業員のフェイスシールドの着用、客へのソーシャルディスタンスの確保やマスク着用の要請などを行う。

そごう・西武は全15店舗のうち、すでに首都圏以外の7店舗は全館営業の再開を決定していた。首都圏では高島屋の5店舗が18日に全館営業を始め、全館を臨時休業している松屋銀座本店も食品売場を25日に、全館を6月1日に再開する。