2024年11月22日

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良品計画、イーアス春日井に出店 5400㎡超の大型店

良品計画はダイワハウス工業が10月22日に開業する「イーアス春日井」に「無印良品 イーアス春日井」を出店する。イーアス春日井は延床面積約8万2250㎡、商業施設面積約4万9117㎡の規模をもつ春日井市最大の商業施設で、食品スーパーの西友、ユニクロ、ジーユー、無印良品など、61の店舗で構成されている。ここの1階に出店する無印良品 イーアス春日井はワンフロアで5400㎡超と、無印良品で最大の売場面積をもつ大型店。中部地区に在住する人の暮らしに役立つコミュニティセンターとして売場に特徴を出し、地域の人と一緒に取組む活動や資源循環活動などに取り組む。

売場の特徴の1つは、収納のコツを集めたモデルルームで、顧客一人ひとりの暮らしに合わせた収納プランを、常駐するインテリアアドバイザーが提案する体験型の収納売場を開設。無印良品のすべての収納用品を実際に売場で試せるほか、オリジナルのラベル印字サービスが導入され、購入した商品に好きな文字やイラストを無料で印字する。売場の2つ目の特徴は、毎日使う日用品は店内の中央で、通常の什器でなく、「朝市大通り」として‶屋台″に並べて展開し、店舗スタッフが顧客と日常生活にまつわる会話をして朝市のように活気ある空間とする。3つ目は店内に「中央広場」を設け、イベントなどを通じて地域の人と、地元の商売や行政活動をつなぐかすがいの場としていく。

地域の人と一緒に取組む活動としては、1つが春日井市や病院、学校、NPO、ボランティアなどと連携し、防災、健康、子育て、環境に関連するイベントを開催。2つ目は地域の農業振興や物流課題の解決を図る取組みの一環として、地産地消をテーマに愛知県内の野菜や果物などの食材を販売。中部地区初となるキッチンカウンターも導入し、調理のポイントやレシピなどを紹介する実演やライブ配信を行う。また、地域の食品、特産品の販売やワークショップなどを行うイベント「つながる市」を定期的に開催する。

資源循環のための活動では、不用となった本、CD/DVDを回収、協業する事業者が古本を査定し、その金額に基づいた金額分の絵本を春日井市立の保育施設に寄付する「つながる絵本」、家庭で余っている食品、調味料などを回収し、ボランティア団体と連携して福祉施設や団体に配布する「フードドライブ」、「衣料品リサイクル」を実施。衣料品リサイクルでは無印良品の繊維製品を回収し、服の原料などにリサイクル。回収した商品の一部は染め直しなどの加工を行い、ReMUJIとして再販売する。