2024年11月21日

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青葉台東急スクエア、近隣中学・高校の吹奏楽部に演奏機会を クラウドファンディングで資金募る

横浜市青葉区民文化センター「フィリアホール」

東急モールズデベロップメントが運営する地域密着型商業施設の「青葉台東急スクエア」は、近隣にある7つの中学・高等学校の吹奏楽部に、横浜市青葉区民文化センター「フィリアホール」での演奏機会をつくため7月16日からクラウドファンディングを開始した。

近隣の中学・高校の吹奏楽部による演奏会「スクエアコンサート」は青葉台東急スクエアのSoush-1本館1階のアトリウムで定期的に開催されてきたが、2020年3月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催できていない。コロナ禍で失われた演奏機会を取り戻してあげたいと、青葉台東急の施設担当者の有志によって今回のプロジェクトが企画され、South-1本館5階にあるフィリアホールの協力も得て本格的コンサートホールを貸し切っての開催が実現したもの。

吹奏楽部員による演奏のイメージ

同クラウドファンディングによる演奏会に参加する学校から喜びの声があがっている。横浜市立青葉台中学校吹奏楽部顧問の前田達矢先生は「青葉台東急スクエアのスクエアコンサートに毎年参加できることは私たちにとって、地域の方々をはじめお客様を目の前にして演奏を届けられる大切な本番の機会でした。それが2年前から新型コロナウイルス感染症の影響でスクエアコンサートはもちろん、練習成果を届けられる機会が減ってしまいましたが、生徒たちは今まで以上に本番の一つひとつをより一層大切にするようになったと感じています。演奏機会を設けてくださったことに感謝申し上げます」と述べている。また、同中学校吹奏楽部部員一同からも「フィリアホールでの演奏ができるので今からわくわくしています。昨年は新型コロナウイルスの影響で練習時間が減り、外部でのコンサートやコンクールがほとんど中止になってしまいました。頑張って練習しても発表する場がなく、とても悔しい思いをしました。今回、多くの人に演奏を聴いてもらえる機会をいただき部員一同うれしい気持ちでいっぱいです」とのコメントがあった。

クラウドファンディングプロジェクトの内容は、募集期間が7月16日~9月15日まで。目標金額は250万円。使途はフィリアホールの貸し切り費用・コンサートDVD作成、web配信費用・コンサート運営費用・感染防止対策費用など。実施方式は目標金額以上の金額が集まったかどうかに関わらずプロジェクトが成立するAll ln方式。参加URLはhttps://readyfor.jp/projects/aobadaiyellconcertpj2021

青葉台東急スクエアで行った過去の「スクエアコンサート」の様子

「青葉台エールコンサート2021」(主催・青葉台東急スクエア、後援・横浜市青葉区民文化センターフィリアホール)は2021年11月23日開催〈午前の部:11時~13時(予定)・午後の部14時~16時40分(予定)〉。参加学校は午前の部が横浜市立鴨志田中学校、横浜市立もえぎ野中学校、横浜市立青葉台中学校、午後の部が学校法人堀江学園、横浜翠陵中学・高等学校、横浜市立谷本中学校、横浜市立田奈中学校、横浜市立緑が丘中学校。