近鉄百貨店が自社農場で生産・栽培するいちごが期間限定メニューで登場
「発見!大阪・関西のうまいもん」はウイング館地下2階イベントホールで開催される
あべのハルカス近鉄本店は4月9日~15日、「EXPO2025 大阪・関西万博」で注目を集める大阪のグルメにフォーカスしたイベント「発見!大阪・関西のうまいもん」を開催する。自社農場で生産・栽培をするいちご「はるかすまいる」を使った期間限定のメニューを、イベントに出店するクラフトバーガーショップ「トリコバーガー北野田店」が初コラボ商品として販売する。
ほど良い酸味と濃厚な甘みが口に広がる「はるかすまいるスカッシュ」(1杯450円)
近鉄百貨店は23年にいちご生産事業に参入した。企業が長期的な成長を目指す上での重要な指標とされる「環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)」の取り組みとして、大阪の河南町に自社ファームを新設。近畿日本鉄道沿線や百貨店店舗地域と連携し、地域の発展に寄与することも意図している。
栽培する品種は紅ほっぺ。卸業者を挟まず、店頭に並ぶ時間を短縮しているため新鮮さに大きな特徴がある。23年の12月からあべのハルカス近鉄本店で販売が開始された。現在は関西エリアの近鉄百貨店を中心に販売を拡大している。
ポリフェノールや鉄分などを含むスーパーフード「アサイースマイルボウル」(1200円)
「はるかすまいる」を使った期間限定商品は、「はるかすまいるスカッシュ」と「アサイースマイルボウル」。ほっかほっか亭総本部がプロデュースするクラフトバーガーショップ「トリコバーガー北野田店」が大阪産の食材を使用した地産地消メニューを開発する中で声がかかり実現した。トリコバーガー北野田店はイベント初出店、「はるかすまいる」とのコラボも初となる。
はるかすまいるスカッシュは、トリコバーガーで人気のクラフトレモネードがベース。刻んだ「はるかすまいる」がたっぷり入っており、フレッシュさが売り。アサイースマイルボウルは「はるかすまいる」を存分に楽しむアサイーボウルで、バナナとブルーベリー、グラノーラ、カカオニブがトッピングされている。どちらもトリコバーガー北野田店で3月20日に販売しており、5月20日頃まで販売予定。
「ビリケンさんしあわせ人形焼き」(1個350円)は北海道あずきと濃厚カスタードの2種類
密たっぷりに焼き上げた焼き芋にバターと卵黄を練り込んだ「京都芋屋 芋と野菜」の「超濃密スイートポテト」(1個962円)
発見!大阪・関西のうまいもんでは、ほかにも大阪から7店舗、京都から3店舗、奈良から1店舗が出店している。京都の本格フレンチスタイルのブーランジェリー「Le Petit Mec(ル プチ メック)」や焼き芋を使った芋菓子の名店「京都芋屋 芋と野菜」は初登場だ。大阪の「明月堂」は「ビリケンさんしあわせ人形焼き」の、「たこつぼ」はたこ焼きの実演販売も行い、会場を盛り上げる。