高島屋大阪店の食品売場、出来たて・つくりたてを提供する体験型へ改装
どぶろくのブルワリーパブ「平和どぶろく難波醸造所」(画像はイメージ)
「EXPO2025大阪・関西万博」開催で勢いづく大阪にあり、人気観光地としてもアクセス拠点としても重要ななんばエリアで、高島屋大阪店が改装を進めている。中でも地下1階の食品売場は、物価上昇など顧客を取り巻く変化にも対応し、新たな価値を提供できる場に進化させるため、4月に順次実施。全国初ブランドを導入し、人気ブランドと共同企画も行い、焼き立てのスイーツや館内で醸造したどぶろくも販売する。新たな試みでなんばエリア全体の活性化につなげていく。
米と麹が主原料のどぶろくプレーン(1杯550円~)
今回のリニューアルの柱となるのが、出来たて、つくりたてにこだわった体験型のデパ地下への進化だ。12日にオープンする、昭和3年に和歌山県南海市で創業した酒蔵「平和酒造」によるどぶろくのブルワリーパブ「平和どぶろく難波醸造所」は、館内で醸造されたどぶろくを提供する。ほかにも日本酒やクラフトビール、リキュール、酒に合うフードも揃える。高島屋バイヤーがセレクトした銘柄が並び、テイスティングできる「酔いがたりBAR」も同日にオープンする。カジュアルに楽しめる酒文化の発信拠点として、和洋酒売場に注目したい。
日本酒やクラフトビールなどのつくり手がゲストとして登場する日もあるという「酔いがたりBAR」
店内の厨房で焼き立てを販売するのが、香り高いシチリア産アーモンドを使ったフィナンシェ専門店「BEAN to FINANCIER(ビーン トゥ フィナンシェ)」と北海道生まれのチーズ菓子専門店「BAKE CHEESE TART(ベイク チーズ タルト)」。ベイク チーズ タルトの北海道産クリームとマスカルポーネチーズをブレンドしたケーキは、大阪高島屋限定となる。
全国初登場も目白押しで、京都花見小路の料理屋「侘家古歴堂」が手掛ける洋菓子店「菓子wabiya」、03年のバレンタインに同店でスタートした「アニマランド」の常設店、大阪市天神橋の「台湾菓子 万華」の手土産に特化した新ブランド店「台湾菓子 万華1220」、神戸のフレンチレストラン「アントルヌー」の高山英紀シェフによるパティスリーなどがある。赤福がプロデュースする喫茶常設店「赤福 五十鈴茶屋」は関西では唯一となる。老舗や銘店の味を独自セレクトで提供する自主編集売場「味百選」は拡大し、大阪を中心としたブランド店が週替わりで登場する「味百選イートイン『上方キッチン』」がオープンする。
「赤福 五十鈴茶屋」のあずきコルネ(1本350円)。関西初の常設店販売となる
料理長の帽子をイメージした「侘家古歴堂」のチーズケーキ(5個入り1620円)
高島屋と阪急百貨店、阪神百貨店の人気お菓子が集まった「お菓子玉手箱」の第4弾(4983円、画像はイメージ)
人気ブランドとの共同企画のひとつ、高島屋・阪急阪神百貨店がタッグを組み、24年10月から2カ月ごとに展開しているお菓子玉手箱は、第4弾が13日から販売される。地方の銘菓が集まった第1弾、大阪の5人の和菓子職人がコラボした第2弾、パティシエ自慢の洋菓子が詰まった第3弾に次ぐ、シリーズ最終だ。ハンドールやハッピーターンなど人気の8ブランドのお菓子の詰め合わせになっている。ほかにも共同企画としてモロゾフやモンロワールなどとの新作スイーツを順次販売する。