ミキハウス、広島県江田島市と連携協定を締結

子供服の「ミキハウス」を展開する三起商行は、広島県江田島市と連結協定を締結した。自治体との連結協定は、大阪府八尾市に続いて2つ目。協定の内容は、妊娠から子育てまでの育児支援、子供と保護者の健康・福祉など。25日には江田島市役所で締結式を開催し、同社取締役第2営業本部本部長の島野隆一氏と、江田島市長の土手三生氏が出席した。

まず2人がサインを署名し、その後にあいさつを述べた。土手市長は「日本で少子化が進む中、本市も出生数は減少傾向にある。現在は『第2期江田島市子ども・子育て支援事業計画』を進めている。ミキハウスとは実務レベルでの協定を提案され、連結協定に至った。今後も子育て世帯が住みやすい環境づくりと、市民サービスの提供に努めたい」と話した。

島野取締役は「当社も長らく子育て支援をしているが、最近は子育て世帯を取り巻く環境が厳しくなっているのを感じる。当社はセミナーや講演、スポーツ支援などを通じて、子育て世帯同士がコミュニケーションを取れる場を提供してきた。今回の連結協定で、そうした場をより提供できるようになれば」と語った。