京阪守口店、食品売場を新装

京阪百貨店守口店は20日、国内外の酒類を揃える「お酒売場」、全国の銘菓を扱う自主編集売場「美味折々」、冷凍食品のセレクトショップ「5.0°F（ゴエフ）」を新装オープンした。お酒売場と美味折々は地下1階から地上1階に移し、ゴエフと隣接。ゴエフは品揃えや環境を再編した。20日は祝日でもあり、3つの売場は大勢で賑わい、計画を上回る売上げを記録。好スタートを切った。同店は食品売場を段階的にリニューアルしており、4月10日には地下1階を新装。同24日にも複数のブランドを移設・新装してグランドオープンする。

お酒売場は約300種類を取り揃え、出来立ての味を楽しめる蔵元直送の生酒コーナー、手土産需要にも対応するクラフトビールコーナー、チーズコーナーを新設。60種類以上から選べる「1100円均一コーナー」を構えるなど、デイリーワインの品揃えも増やした。

チーズコーナーなどを新設した「お酒売場」

常時100を超えるブランドが集う美味折々は、人気の菓子ブランドのセレクトコーナーを新設。「KAMAKURA 茶の福」「シーキューブ」「モンシェール」「かきたねキッチン」「鎌倉五郎本店」「蕪村菴」などをラインナップした。

ゴエフは「健康」にフォーカスした冷凍食品のセレクトショップで、お酒売場や美味折々との隣接に伴い、売場を再編。売場内のキッチンカウンターで調理方法を紹介したり、レストランなどのシェフを招いてイベントを開いたりするのは継続しながら、品揃えなどを見直して採算性を引き上げる。

4月10日には、地下1階の全国の“美味”を厳選する自主編集売場「美味衆合」とグロサリー売場を一新。既存の「菓匠 清閑院」を移設し、地上2階から「ロクメイカン」「ボンシャペリー」「満果惣」を加え、新たに「ヨーグルト専門店 Yogurt Four Seasons」と「日本橋屋長兵衛」も導入して、6ブランドで構成するショップが登場する。