にんべんの飲食店「日本橋だし場 はなれ」が春の限定メニュー発売
鰹節専門店にんべんの直営飲食店「日本橋だし場 はなれ」で、3日から期間限定メニューが登場した。「筍となまり節の16雑穀ご飯」など5品が揃い、いずれも春の訪れを感じさせるものばかり。
期間限定メニューの5品は、いずれも鰹節やだしの可能性を提案する。1品目は季節感あふれる「筍となまり節の16雑穀ご飯」。筍と、さばいたカツオを加熱したかつおなまり節、かつお節だしで炊き上げた炊き込みご飯は、かつおの旨味が凝縮されたなまり節が味を支えている。雑穀のプチプチとした食感にシャキシャキとした筍の歯ごたえも楽しく、塩昆布の塩気に香ばしい炒りごまが味に深みを与える。ランチタイムなら「季節のだし炊き込み御膳」(2420円)の一品として、ディナータイムなら単品でオーダー可能だ。
筍となまり節の16雑穀ご飯(1合)1~2人前(1820円)
2品目は、「だし椀 はなれワンタンスープ」。かつお節だしに黒ごま油と紹興酒の香りを効かせたしょうゆベースのだしワンタンスープで、味わい豊かな1品。もっちりとしたワンタンの皮がスープをしっかりと含み、口の中でジューシーな餡のうまみと広がる。ランチタイムは「だし椀御膳」(1210円)、ティータイムは「だし椀とご飯のセット」(1020円)で楽しめる。
単品のオーダーはディナータイムのみ。「だし椀 はなれワンタンスープ」(770円)
3品目はかつお節だしの効いた甘めの汁で煮込んだ「豚角煮」。豚バラ肉は長時間煮込むことでとろけるほど柔らかく、大根には出汁がしっかりと染み込み、弾力のあるこんにゃくがアクセントになり、ご飯が進む。ランチタイムなら「一汁三菜御膳」(1480円)、ディナータイムは単品で提供する。
豚肉は箸でほぐれるほど柔らかな豚角煮(980円)
4品目は、濃厚な鶏白湯にすっきりとしたかつお節だしを使った味わい深いスープの「ちゃんぽんうどん」。野菜と海鮮、豚肉と、具材からも旨味が溶け込み、もちもちのうどんによく絡み、満足感もある。こちらはランチタイム、ディナータイムともにメニューに仲間入りしている。
豊富な具材で栄養もたっぷりな「ちゃんぽんうどん」(1300円)
5品目はティータイムにもディナーの後にもおすすめな、3種類の甘味と緑茶のセット「三種盛り御前」。和三盆を使った上品な甘さの抹茶ソースがかかったパンナコッタは、濃厚なにの後味すっきり。甘酸っぱく爽やかなイチゴとブルーベリーのケーキ、もちもちのわらび餅まで揃った贅沢な和洋スイーツだ。
「三種盛り御膳(わらび餅、イチゴとブルーベリーのケーキ、和三盆のパンナコッタ 抹茶がけ)」(1530円)
ランチでもディナーでも、ティータイムでも。自慢のメニューは6月1日まで。「日本橋だし場 はなれ」で春の訪れを満喫したい。