六本木ヒルズ、屋上庭園で「餅つき」イベント
六本木ヒルズ内「けやき坂コンプレックス」の屋上庭園(地上約45m、面積約1300㎡)で1月11日、六本木ヒルズのワーカーや近隣居住者などによる「餅つき」イベントが開催された。
けやき坂コンプレックス屋上庭園は緑が茂り水田や畑も配され、農業体験、生物や草木を観察するワークショップなどのコミュニティの場として活用されている。農業体験では六本木ヒルズが開業した年から5月に田植え、10月に稲刈り、1月に餅つきの体験が行われており、いずれも昨年で20回目の開催となった。
2006年から自治体とのコラボレーションが始まり、その土地の米を栽培・収穫してイベントを開催している。今年度は鳥取県とコラボレーションし、鳥取県のブランド米「星空舞」の田植えを5月に、稲刈りを10月に行い、それぞれに150名前後が参加した。
21回目の開催となる今回の餅つきイベントでは鳥取県のもち米「ハクトモチ」を使い、臼と杵を用いて餅つきを体験。その後、参加者に25年3月の鳥取県美術館の開館を記念してアートなカラフルあんこを乗せたハクトモチと、鳥取県産のあご(飛魚)を使用しただし汁がふるまわれた。参加者は六本木ヒルズや近隣に住む人、六本木ヒルズのオフィス・店舗に勤める人や家族などで、大人85名、子供約50名の計135名だった。
(塚井明彦)