熊本のうまいものがてんこ盛り、くまモン展もある「くまもとモン×大阪梅田ジャック」
九州・熊本県のうまいものや観光の魅力を紹介する熊本フェア「くまもとモン×大阪梅田ジャック」が、11月30日までJR大阪駅周辺のデパートや大型商業施設で開かれている。2022年に始まって、今年で3回目の人気イベントで、阪急うめだ本店、阪神梅田本店、大丸梅田店、ルクア大阪、グランフロント大阪、阪急三番街の6カ所にある約150の飲食店で、県特産の食材や名酒などを使った期間限定メニューが味わえる。
また、来年3月にデビュー15年を迎える県のPRキャラクター・くまモンのショップも19日まで阪神梅田本店7階にオープン。展覧会「ボク、くまモン!展~あらためまして、よろしくま~」が23~29日にルクア大阪9階で入場無料で開催される。
グルメ垂涎、毎日食べたくなるオリジナル&限定メニュー
熊本のうまいものといえば、球磨焼酎、あか牛、やまえ栗、天然鯛、クルマエビ、辛子蓮根など、数多い。各飲食店が工夫を凝らしたメニューをいくつか紹介する。
あか牛のメニューは幅広い。豪快に食べるなら、ルクア10階「ウルフギャング・ステーキハウスbyルフギャング・ズウィナー」の1日3食限定「Tボーンステーキ2人用」や1日2食限定「サーロインステーキ」。グランフロント北館地下1階「世界のビール博物館」の「プレミアムローストビーフ」や阪神9階「リエゾン」の「サーロインのロティ トリュフのソース」といったリッチなディナーメニューもあれば、三番街北館地下2階「イタリアンダイニング ぺスカ」の「あか牛ボロネーゼ」、南館地下2階「風流 田毎そば」の「熊本あか牛の牛とじ丼」といった手頃なものもある。
復元された大型の地鶏「天草大王」を使った「天草大王モモ肉のねぎ焼き」は、阪急うめだ12階「お好み焼・鉄板焼 清十郎」の、「天草大王チキンオムライス」は大丸地下2階「北極星」のオリジナル。
また、有明海や八代海は豊富な漁場で、和食店や居酒屋で刺身や鮨はもちろんのこと、グランフロント北館1階「スペインバルBANDA」のスペイン風の贅沢なブイヤベース「天然鯛のサルスエラ」や、ルクア大阪地下2階「海老talianバル」の天草産芝エビを使った「芝海老のアンチョビペペロン」など、アレンジ料理も堪能できる。
熊本は栗の産地としても知られ、阪神6階「マザームーンカフェ」では「渋皮栗と胡桃のモンブランタルト」を、5階「カフェ モロゾフ」ではふわふわのスポンジにモンブランクリームを絞った「しぼりたてモンブラン」を飲み物付きで、三番街南館地下2階「茶青花」では1日限定10食の「栗の豆乳パンケーキセット 選べるドリンク付き」を味わえる。
地栗の中でも群を抜くうまさの「やまえ栗」を使ったスイーツもある。ルクア地下2階「ミャムミャム」の「くまモンの熊本県産やまえ栗をつかったモンブランタルト」や10階「丸福珈琲店」の一日限定20食の「栗パフェ」など、季節のご褒美メニューばかりだ。
食材や酒などは、阪神地下1階食料品売場や、ルクア地下2階「Kitchen&Market」などで入手できる。23~24日には大丸地下2階で、特色ある熊本の青果も販売される。
くまモンをたっぷり鑑賞できる、無料の展覧会
県の観光PRに尽力している人気キャラクター・くまモンのショップも登場する。1日のオープニングセレモニーに木村敬知事らとともに登場したくまモンのグッズなどが、13~19日の1週間、阪神7階にずらりと並ぶ。
また、23~29日にはルクア9階で、くまモンの展覧会「ボク、くまモン!展~あらためまして、よろしくま~」が、無料開催される。県の営業部長兼しあわせ部長・くまモンのデビュー15周年を祝う回廊型展示で、くまモンの足跡や魅力あふれる熊本を楽しめる。限定グッズの販売も予定されている。