世界のお茶時間を楽しむ「ワールド・ティー・フェスティバル 2024」
タイトル:「ワールド・ティー・フェスティバル 2024」
期間:5月8日(水)〜13日(月)
場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場・阪急うめだギャラリー・アートステージ
豊かなお茶時間を愛するすべての人たちにお届けする、年に一度のお茶の祭典「ワールド・ティー・フェスティバル」。8回目を迎える今回は、ニッポンのお茶、欧米のティーカルチャー、茶園の作り手の想いが詰まったお茶を特集。昨今の日本のお茶事情は、若手の生産者が緑茶以外にも新たなチャレンジとして、和紅茶やフレーバーティーなど緑茶だけではないさまざまな種類のお茶の生産に取り組んでいます。そのような生産背景や楽しみ方を会場やセミナー・トークショーなどを交えながら、新たなお茶の魅力を発見し楽しめるイベントです。
■祝祭広場はますます“深化”するニッポンのお茶
〇日本で栽培し加工される国産紅茶“和紅茶”
日本の紅茶作りは明治時代から行われ、近年は小規模の茶園の若手の生産者が紅茶作りに取り組み、今では、47都道府県でさまざまな和紅茶が誕生しています。海外の品評会で受賞するなど、国内のみならず国外でも和紅茶は注目されています。会場では、6つのお茶どころを紹介。G7とG20の夕食会で提供された400年以上続く桃生茶の紅茶、約40年前から農薬や化学肥料に頼らない有機栽培のはちみつのようなまろやかな風味の紅茶、茶樹本来の生命力を引き出す自然栽培の紅茶と広島県瀬戸田産ハート型のドライレモンを浮かべて味わう紅茶などが登場します。
〇知っているようで知らない原点回帰のお茶
馴染みのある煎茶、番茶、玄米茶の新しさと原点回帰で、その深さを知るお茶を紹介。鏡開きの際にできた細かい鏡餅のかけらを炒って茶葉に混ぜた玄米茶、ほのかな酸味と甘みがある乳酸菌による後発酵した阿波番茶、一番摘みの茶葉に静岡県・牧之原産のジャスミンを用いたジャスミン茶が登場。その他、摘まれた茶葉を放置して萎れさせ、日本での生産は珍しい発酵を進め水分を飛ばした後に乾燥させる白茶にも注目です。
〇野草にモリンガ、とうもろこしなど。茶の木以外から作る“茶外茶”
ツバキ科の茶の木以外から作られ、ハーブや野菜、フルーツなどの植物を原料とするお茶“茶外茶”。
佐渡で自生している野草を手摘みした清々しい香りのブレンド茶、香川大学との共同研究の農薬・化学肥料不使用で栽培されたモリンガのお茶、北海道洞爺湖町「丸田農園」産ゴールドラッシュを使用したノンカフェインのやさしいお茶が登場。
■阪急うめだギャラリーには、10カ国19のティーブランドが登場!欧米のTEA CULTURE
コーヒーの消費量が多いドイツですが、北部の地域では17 世紀にオランダの東インド会社を通してお茶が持ち込まれたことにより、紅茶文化が栄えていることからドイツの紅茶文化に着目。4ブランドの紅茶と茶器とともに今も受け継がれている紅茶の楽しみ方を提案します。
その他、英国、フランス、オーストリア、ギリシャ、デンマーク、ポーランド、アメリカ合衆国、オーストラリア、ニュージーランドの紅茶ブランドが登場します。
■アートステージでは、お茶の産地“ティーベルト”のお茶を特集
茶園の作り手の想いを届けるティーセレクターなどによる10ブランドのお茶が登場。同じ銘柄でも茶葉により味が変わるこだわりの茶葉を楽しめます。
■お茶のスイーツや紅茶とのマリアージュを楽しむスイーツ
岐阜「東白茶寮」が手がける和紅茶の代表的な茶葉“べにふうき”“香駿”“やぶきた”のパウダーをブレンドした濃厚なプリン、ドイツで10年修業したマイスターによる焼菓子、柔らかな旨みと香りの宇治抹茶やミルクと相性の良いべにふうき、ほのかな酸味が特徴の阿波晩茶のジェラートも。
■お茶を知りつくすプロたちのセミナーやトークショー
茶園の創設者やティーインストラクター、ティーサロンのオーナーなど、様々なお茶のプロによるセミナーを連日開催(要予約。4月23日(火)午後8時〜予約開始)。祝祭広場階段下では予約不要で参加できるトークショーを開催。
詳しくは:ワールド・ティー・フェスティバル 2024 特設サイト
■9階のカフェでは、和紅茶をテーマにしたメニューが登場