時代に生まれ、時代を超える「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」
■期間:4月18日(木)~5月5日(日・祝)
■場所:10階 特設会場
■入場料:一般1200円ほか
■入場時間:午前10時〜午後7時30分(午後8時閉場)※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
本展では、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ミッド・センチュリー、イタリアン・モダンまで、20世紀100年におけるデザインの変遷を、椅子研究家の織田憲嗣氏のコレクションから厳選した100脚の名作椅子を案内役にたどります。また食器、キッチン用品、家電製品、事務用機器などもまじえて、デザインと生活の関係性を解き明かしていきます。
優れたデザインが生まれる時、そこには時代の社会性や人々の暮らしが密接に関係しています。形状の美しさや驚きの内側には、よりよい未来を描こうとするデザイナーの情熱が詰まっています。
時代を作り、また今も変わらず光を放ち続ける、時代を超越した「名品」たち。使う人々に幸せをもたらすそれらは、人の営みから生まれた、まさに美しい生活デザインです。
<特設サイトURL>
椅子とめぐる20世紀のデザイン展 | ジェイアール名古屋タカシマヤ (jr-takashimaya.co.jp)
椅子研究家の織田憲嗣(おだ のりつぐ)氏が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料で、本展は、織田コレクションをもとに会場を構成しています。
1.100脚の名作椅子を一堂に
椅子のデザインには、その時代の精神や科学技術の進展が反映されています。
20世紀100年のデザインの変遷を年代順に概観し、実物を見て感じとることができます。
2.食器やキッチン用品、家電製品まで、幅広い生活デザイン
暮らしに身近なモノの美しいデザインからは、それぞれの時代の空気が伝わってきます。
3.時代を象徴する5つの部屋
名作椅子と家具、食器などの小物、照明をコーディネートして展示します。
映像や音楽も交えながら、その時代のデザインと暮らしを感じていただけます。
4.名作椅子の体験コーナーとミニシアター
名作椅子にお座りいただけるコーナーでは、座り心地を比べてお楽しみください。
ミニシアターでは、名作椅子のある暮らしを日本と北欧の2作品でご紹介いたします。
1900sから1990sまでの名品を4章に分けて展示いたします。
第1章:20世紀の始まり/アール・ヌーヴォー(1901-1918)
1880年代に確立された新しいデザイン様式「アール・ヌーヴォー」の流行の中で、20世紀は幕を開けます。
第2章:デザイン革命/モダニズム(1919-1938)
前時代の様式から離れ、簡素で機能と形態が融合したデザインが誕生。合板やスティール・パイプといった新素材や幾何学的な形態が用いられます。
第3章:デザイン黄金時代/ミッド・センチュリー(1939-1968)
20世紀の中頃、意匠はより軽やかになり、有機的な形態を多く採用。戦後復興と科学技術により、デザイン黄金時代が到来し生活水準を向上させます。
第4章:斬新なデザイン/ポストモダンへ(1969-2000)
新しい世代の文化が興隆した60年代には、カラフルで斬新なデザインが生まれ、その後70年代にはポストモダニズムが起きますが、90年代には終息します。
日常に取り入れやすい雑貨など約40種類のグッズが揃います。
<展覧会名>
椅子とめぐる20世紀のデザイン展
<会場会期>
2024年4月18日(木)~5月5日(日・祝)
<ご入場時間>
午前10時〜午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
<入場料>
一般1200円(1000円)、大学・高校生1000円(800円)、中学生以下無料
※()内は前売り料金および団体10名様以上の割引料金
<主催>
椅子とめぐる20世紀のデザイン展実行委員会/中日新聞社
<特別協力>
織田憲嗣(東海大学名誉教授)/北海道東川町
<協力>
織田コレクション協力会/旭川家具工業協同組合/インターオフィス/オゼキ/ハーマンミラー/
フリッツ・ハンセン/フロス/ヤマギワ/ルイスポールセン
<企画協力>
ジェイアール東海エージェンシー
※価格は消費税を含む総額にて表示しております
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください
※会場内の混雑を緩和するため入場制限を行う場合がございます
※内容は予告なく変更になる場合がございます