高さ約4メートルの「ネップ・アート ドラゴン」が登場!
青森の3大ねぶた祭りの一つとして知られる、五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)に出陣した立佞武多が、令和6年の干支「辰」である竜となって登場いたします。また、展示終了後は和紙を丁寧にはがし、青森県産のシードルのラベルへと再度生まれ変わります。
また、この「ネップ・アート ドラゴン」に使われる立佞武多の和紙自体も、繊維ごみをリサイクルした再生紙を使用している他、シードルの原材料となるりんごも、色や形が悪いなどの理由で、出荷規格から外れてしまったのものを、農家の方々にご協力いただき、使用しています。
<繊維ごみからねぷたへ>
今回は、立佞武多の和紙をアップサイクルするとともに、ねぷたに馴染みのない方にも、職人の技を知っていただくきっかけとなるよう、デザインいたしました。これにより、伝統文化を守り育てると共に、次世代へ継承していく役割も果たしたいと考えています。
伝統をアートへ
ねぷたは、和紙と針金でつくる日本の伝統技術です。
和紙を通した光は独特の柔らかさがあり、ねぷた制作者によって様々な造形が生まれます。
色鮮やかに描かれたねぷたの山車は、祭が終わると解体されます。
NEP* ART(ネップ・アート)は、解体後廃棄される和紙を用いてアップサイクルする伝統のねぷたの技術をいかした、日本の新しい伝統アートです。