maum(マウム)「あの日のIF(イフ)」
美しかったこと、悔しかったこと、きっと大人になればなるほどその熱量は、嫌でも日に日に冷めてしまう。
「あの日のIF」というタイトルにしたのは、自分の中で燃えあがった幸や負の感情を時間で浄化してしまう前に、あの日の思い出を自分の分身だと思っているTiMに投影することによって、いつかまた自分の絵を見た時に懐かしく、その頃の自分に優しくなれる気がした。
「IF」=イマジナリーフレンドの略だが、実際私は「IF」という存在は見えないし、感じることもない。だが、自分自身と対話して物事を選択する時、心の中にある自分の意見を「IF」と感じる時がある。しかし心の中にある意見が世間とは違っていた時、悲しかったり、恥ずかしくなることもある。その理由はまだ自分が成熟していないからだと思う。
人は大人になっていくうちに色々な耐性がついて、若いころに悩んでいたことや、新鮮だと感じていたことなんてほとんど忘れてしまう気がする。すぐに背伸びして大人になるのではなく、若さゆえの小さな悩みも今は大事にしていたい。
物語の1ページだと思ってみていただきたいです。
【展示作品】
Acrylic on canvas
Acrylic on canvas
Acrylic on canvas
Acrylic on canvas
Acrylic on canvas
【maum プロフィール】
2002年神奈川生まれ。トキワ松学園高等学校アートコース卒業後、アーティストとして創作活動をしながら役者活動も行なっている。
《おもな展覧会歴》
2022年 「HELLO NIGHTMARE」Oak Cube(東京)、「SHIBUYA STYLE vol.16」西武渋谷店
2023年 「Pop&Street」西武渋谷店、「nine colors XVII」西武渋谷店
★「TiM」とは
ウサギと人間が組み合わされたこのキャラクターはTiMと言い、作者が睡眠時に見る夢の記憶や、想いを投影された人物である。
企画協力:mona art office
西武池袋本店
住所:〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
電話番号:03-3981-0111(大代表)
営業時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)
*最新の営業時間はHPで確認ください。~ https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/