そごう大宮店、食品売場の改装第3弾
そごう大宮店の食品売場は、リニューアル第3弾が8月30日に完成する。新たに3ブランドがオープンし、4ブランドがリニューアル。同店は昨年11月に食品売場の改装に着手したが、それ以降売上げは好調で、コロナ前の19年を上回って推移している。
第3弾の改装は、6月30日に洋菓子の「ヨーグルト フォーシーズンズ」、8月4日に洋惣菜の「アントニオ」、8月30日に精肉・惣菜の「ミート矢澤」がオープンする。加えて「UCC メルカード」、「銀座に志かわ」、「シナグロ」、「くらせい」が6~8月に順次改装した。
同店は第1弾として昨秋に、和洋菓子、惣菜、鮮魚、イートイン・喫茶など11ブランドを新規導入し、4ブランドをリニューアルした。中でも洋菓子は、さいたま市のケーキの都市別支出額が全国でトップクラスであることから、ケーキを扱うブランドを拡充。ケーキブランドが集まるゾーン「ケーキロード」を新設した。
第2弾は今年2月までに、紅茶の専門店「マリアージュ フレール」と酒類の専門店「EXIVIN(エクシヴァン)」を導入し、既存の「新宿高野」、「ドンク」、「とらや」をリニューアルした。
一連の改装に合わせてAIカメラによる顧客分析も実施したところ、同店がターゲットとする次世代顧客(30代以下)の来店が改装前に比べて増加していることが実証された。今回の改装で弾みを付け、より地域における支持を高めていく。