2024年11月22日

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山政小山園とにんべん、「茶がら」・「だしがら」まで食べられるコラボ商品

SDGsについて考えるきっかけにもなる商品だ

山政小山園は、にんべんとのコラボ商品「日本の旨みをまるごと味わうセット」を期間限定で発売した。新茶玉露、本枯鰹節、白だしのセットで、レシピブックも付く。レシピブックには「茶がら」と「だしがら」を使った料理が載っており、普段は捨ててしまいがちな部分までおいしく食べることを提案する。

商品内容は新茶玉露の「若雫」(100g)、「本枯鰹節物語」(2.5g×20袋)、「白だし特撰」(200ml)で、価格は4400円。付録のレシピブックでは、茶がらに白だしをかける「玉露のおひたし」、茶がらとだしがらに白だしと醤油やみりんを加えて煮詰める「玉露と鰹節の佃煮」、茶がらとだしがらに白だし特撰を絡めて炒る「玉露と鰹のふりかけ」を紹介している。

新茶玉露の若雫は、2023年5月に摘採したばかりの茶葉を使用。キレのあるうまみで、季節限定の味となっている。ペットボトルのミネラルウォーターに茶葉を入れるだけで、水出しも簡単にできる。煎茶と異なり、葉が薄く柔らかで、苦渋みが少なくうまみが多く含まれる。そのため、茶がらもまるごとおいしく食べられる。

本枯鰹節物語は、江戸時代から受け継がれた技術と伝統的な製法でつくられた「本枯鰹節」を、口当たりよく薄く削り上げている。使い勝手が良い小分けのフレッシュパックで、削りたての味と香りを堪能できる。

白だし特撰は、本枯鰹節、さば節、そうだがつお節と有機丸大豆の白しょうゆを採用し、淡色で上品な風味に仕上げた。うどんつゆ、茶碗蒸し、鍋物など、多様な用途に使える。

今回のコラボ商品は、日頃捨ててしまいがちな茶がら、だしがらに手を加えて、最後までおいしく食べるというステップを家庭で楽しんでほしいという山政小山園の想いから生まれた。食材を大切にするという食育やSDGsの考え方に触れ、学びを深められる商品となっている。